チリカベの新星。大混雑で入店規制がかかった中で手にした、チリワイン。昨日迄の番付で4月場所を振り返ってしまったので、5月の新規ワイン扱いとしよう。
ビニャマイポ レゼルバ ビトラル カベルネソーヴィニョン Vitral Cabernet Sauvignon
激安スーパー、ロピアで売価399円(税別)。
チリのカベルネとしてこの値段。一瞬本物か?と思い裏ラベルを確かめると、
ワイン情報と買った状況
ラベルは相当饒舌だ。とても親切でリキが入っている感じ。これでその通りおいしければ‥いうことなし。
- vitral(スペイン語)は”ステンドグラス”、vina(スペイン語)は”ぶとう畑”、Maipoは先住民のマプチェ族のことばで”耕された大地”
- ライトボディ ミディアム フルボディ でわけた3段階のうち フルボディ!
- ビニャマイポ社が贈る。格上ワインシリーズ(だそう)
- 味わい‥‥ブラックベリーやカシスを思わせる香りと微かな樽香が心地よい。なまらかでスパイシーさのあるワインです。
ふたりの感想
最初のイメージを正しく言ってみて
すごく美味しく感じる
自分的には軽ウマという感じ?
ピンとはしない
口当たりはいいよね。ソフトでなめらかな中に甘みもある
明日書く予定の、チリンギートと比べてどう?
チリンギートの方が好みの味
そうだよね。比べちゃうと体重の無さが出ちゃうね
ビトラルが甘い、っていう意味はわかる。はじめは感じなかったけど、比べるとあまさがある。
特に今日はメインの味が濃いから、なおさらかも。
独断と偏見
今日のメインはポテトグラタン/オーブン焼き。だんだん気候も暖かくなってきたので、オーブンの温度も自然に上がり、いい感じの焼き色に仕上がった。
ミートソースの味もおなじく濃く上がるため、ワインは少し劣勢になる。よほどしっかりした濃いめの赤でないと、メインの味に対抗できない。
ビトラルのデザインはかなり本格的だ。いい方向性です。実質売られる価格はともかく、安っぽく見えることだけは避けたかったのだろう。中身がわからないのだから、デザインはしっかりしなければ。
「思想は高く」大いに結構!応援したくなるワインだ。まずはこの価格で世に出せる体力と姿勢に拍手。
味は軽んじられる「ライトさ」とは違う、きちっとした「スムーズな味わい」がある。如何せんまだ身が軽い、というだけのこと。
こういうワインは、開けた後から味が変わるはず。明日以降の飲み口に期待!
大相撲で例えると
前頭8枚目〜。入門から日が浅いため、カラダができていないがスジがいい。これから伸びそうな期待感はマンマン。
女性に例えて表現す
原石は研磨されて、カットされてはじめて宝飾品として商品に変わる。化粧していなくてもスッピンの「地肌」が素直できれいなローティーン美人。
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度☆☆☆★★ 3つ この価格に誰も言いがかりはつけられない
味の濃さ率☆☆★★★ 2つ 薄くないが、重量感は感じない体幹の軽さ
食べ合わせ☆☆★★★ 2つ 強く濃いめのトマトソースには負けてしまう
計7 売価399円÷7= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度57円 コスパはある程度保証される
ハズレない人のペルソナ
いきなり濃い赤、には抵抗あるが、香りや味がキチンとわかる赤ワインスターターへ