チラノ・レゼルヴァ エスペシャル/カルメネール ドンキの真剣

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ドンキホーテ購入ワインの続きで。チリワインは結構買っています。

おかげ様で、TODAY’s記事閲覧でも「ドンキでワンコインワイン?チリカベ チラーノの実力」が

TOP記事でした! パチパチパチ!!!!

そこで店内で見つけた、新たな刺客を今回はレビューしましたよ。それが‥

チラノ レゼルヴァエスペシャル/カルメネール CHILANO reserva espacial Carmenere

販売価格は、お高めの798円(税別)カテゴリーは地方巡業クラスですが、コルク栓もあり少し期待。和名のカナ表記もいつの間にか、「チラノ」に変わっている。

ただ今までのワンコインの法則からいくと、この手の”レゼルバ” ”エスペシャル” のサブキャッチが被ってきたワインロクなものがない、のが定説です。

この法則を見事に打ち破ってくれる?ことが飲む前の一番の関心事、となります。

まず試飲から

あたり前に『スッ』と胃袋に消えていく

■ワインオクターブ論的には、「良さ」が少し伝わりにくいかもしれない。

というのはブドウ品種である、カルメネールの影響もある

半オクターブ

こちらのチリのカルメネールの濃さは、きわめてノーマル・標準的です。

でも味わいは「舌」が記憶するような、記録にない記憶系のワインでもあります。

その理由を探る

裏ラベルではそこそこ語る系

  • 輸入者 (株)パン・パシフィック・インターナショナルトレーディング
  • 添加物 酸化防止剤にくわえて、安定剤(アカシア)がある(残念)
  • 原産国 チリ
  • アルコール度/13度 (高め)
  • 説明コピー/ブルーベリー、チェリーのようなベリー系のニュアンス、口当たりが良くフレンチオークで熟成された深みのある香り。チーズ、鍋、シチュー、スパイシーな料理と合います。(結構攻めている表現ではある)

少し気になるのが英語タイトルにかぶせたコトバ。

「CHILEAN  SOUL」≒ チリ人の魂? ツッコミどころ満載

VS バッチ104

今日のメインは、久しぶりの国産牛のワイン煮込みで仕立てた。生クリームを使い切ろう、と思ったがまさかの消費期限切れ。これは病人のまじる食事には出せないよ〜 急遽ワイン(実は某フランス産ワインをブチ込んだ)のみで味を整えることに。

結果はGOOD。肉とクリームのコクは薄れたものの、ワインの酸味と肉の柔らかみある食感が、食卓を大いに盛り立てた。

さてワインとのマリアージュは? VSバッチ104 とまず勝負。

このチラノ・レゼルヴァエスペシャルは、際立った特徴がないのが、特徴だ。たぶん、同じチリのカルメネールで比べれば、カインズのカネパ・カルメネールの方がまとまり感があるような気がする。

そのインパクトの無さ・脱力感が、逆にすごい個性。バッチ104の豪産の不思議カベルネと比べても、負けてる感がない。

甘みを廃したカルメネールが新鮮で、ここはチラノ・レゼルヴァエスペシャルの勝ち

OZ, cabernet sauvignon

リピート、濃さ・相性度

リピート度 ☆☆☆☆★ 日常ワインでは高くてもノーマル・チラノより飲む価値はある

味の濃さ率 ☆☆☆★★  濃さは普通慣れない人にも勧められる

食べ合わせ ☆☆☆★★ ワイン煮にも合うがベストではない。マリアージュ探しも必要

計10 798円÷10= の結果は?

コスパ度/このワインの総括

コスパ度79.8円  本気でカルメネール対決が必要かもしれない

ハズレない人のペルソナ

なにげない日常、お弁当のおかずに好きな卵焼きが入ってた、的な喜びをシェアできるひと

ドンキも実はお酒やワインに積極的、な棚揃えに見えた。これからものぞこう〜っと。