たまに寄るビックリなお店、銀座のドンキホーテは、実はワンコインワインの宝庫なんです。今日もあれもこれもまだまだ飲んでないな〜、という赤ワインがコーナーを占拠(主はフランスもの、というのが腰引けるが)してましたわ。
本日はアメリカ・カリフォルニア産/CAワインで。
ティズデイル カベルネソーヴィニョン TISDALE cabernet sauvignon
価格は768円(税別)と他のチリやフランス産が500円代で売っていたのと対照的。無名なのに冒険的な値段付けだけに、逆にわたしの興味を引いた、というわけで購入した次第。
昔から、隠れた実力者(価値あるもの)を密かに探しあてるのが楽しみのひとつ、でもあったのでね!このワインもそんな雰囲気とオーラがしみだしてる?かも。
まず試飲から
ありえないが 一面桑畑の平野イメージ
今日も裏ラベルは英語主体である。読み取れるのは、
ブラックベリーとプラムの香り、グリル肉とパスタに合う、的なアバウト目な解説文。
でも味は、CA産にありがちな「ライト濃さ」を遥かに超越した「とろふんわり的な」甘さを感じる受けが良さげなワインだ。和食にあいそうだ〜
■ワインオクターブ論的には
体力は十分あるCA産カベルネソーヴィニョン
3/4オクターブ ➕ 2ロー
カベルネの濃さは、チリに及ばないというか性格が異なるけれども、コクと飲みやすさが同時に内包する不思議さよ。これもおいし〜いい。
その理由
裏ラベルの情報は少ない
- 原産国 アメリカ
- 輸入者 日本酒類販売(なんだ、日酒販なら相当期待できるわ。安心)
- アルコール度/12度 (やわらかめ)
残りは英語コピーです。「At Tisdale Vineyards, we know that life is full of quality experiences. We want you to take the time to savor them. With flavors of ripe blackberry and plum ,our Cabernet Sauvignon to an enticing, full-flavored wine with medium body and an impressive finish.」
VS バルカトリナ
濃い甘、とくればこのワインと対戦せざるをえない、バルカトリナ。
ガブ飲みしてもいい派か(バルカトリナ)or スッキリのんびり飲みたい派(ティズデイル)にもよるな〜
総称(わたしてきな呼び方)アメリカンカベルネは一口目では、「何だか軽い‥」と思われガチだけど、果実の凝縮さは、まるでカリフォルニアの空の下にありえない「桑畑」を想像してしまうほどだ。
酸味と甘みとカベルネのバランスが適度に良い〜。今日のメイン、みりんで少し甘くしたキャベツが効いた回鍋肉と最高のハーモニーや。
VSバルカトリナ とは勝負が長引けば長引くほど、ティズデイルの勝つ確率が上がる。まじめにやっちゃうと負けるけどね。
VSアルパカ/オーガニックとは、味の抜け方の感じ方はいっしょだが、同じ大草原でもアルパカは、Feed・麦畑的なイメージで変わる。 ティズデイルの勝ち。
イエローテイルと本格対戦させてみたいですわ。
リピート、濃さ・相性度
リピート度 ☆☆☆☆☆ これはきてるね。買う買う
味の濃さ率 ☆☆☆★★ コクはある。濃さは普通
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 中華・回鍋肉の甘味噌キャベツには最高でしょう
計12 768円÷12= の結果は?
コスパ度/このワインの総括
コスパ度64円 いいね。この米ワインもこれからかなりいける感じがする
ハズレない人のペルソナ
屋内パーティで暖かい前菜とともに。その味わいだけで酔える