ベリンジャー 肩透かしをくらう

この記事は約4分で読めます。

3月に入って最初の土曜日。視聴数もイチバンハネる曜日用にと、とっておいたコルク栓のワインを開けてみます。

平日いったスーパーOKで、昨日飲んだタマロンとともに買いました。

ベリンジャー カベルネ・ソーヴィニョン Beringer cabernet sauvignon

アメリカ・米国、カリフォルニア州産出のカベルネ。有名どころの定番ワインですね。本来1000円を超える値段ですが、さすがは良心的激安スーパー、OKだけあります。理由は定かではありませんが、788円(税別/866円税込価格)で売られていました。もちろん、この値段ならば即購入です。(希望小売価格は税別1208円/1328円税込価格)

ワクワク。

まず飲んで

注いだ色から思うに、予想以上にグッとこない悪い予感(赤色が明るく光っている)がしました。実際、味は「まる」すぎです。

■ワインオクターブ論的には

ググってみると、サッポロビールの中ではこのベリンジャー・カリフォルニアというラインは、エントリーシリーズとして位置付けされていました。ベリンジャーとしては他にも多くの種類を設けて発売されています。

半オクターブ+2LO

カリフォルニアらしい味付け、は確か。

その理由

ワインの裏ラベルは、輸入元のサッポロビールが日本用に重ね張りしていました。後で剥がして元ラベルも見よう〜。(失敗して中身は分からず)

「夏のベリーのような香りと渋みをおさえたなめらかな口当たりが特徴のワインです」

表示は2018年産

  • ボディ ミディアムボディ
  • 飲み頃 15〜16°C
  • 原産国 アメリカ
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)、クエン酸
  • 輸入者 サッポロビール

サッポロビールWEBサイトより引用)

2006年、日本先行発売でデビューした名門ベリンジャーのエントリーシリーズ。発売にあたっては、味覚研究所の所長自らが来日し、日本人の味覚調査を実施。味わいづくりに反映させ、日本市場へのこだわりを持って発売された商品です。そのため、どのぶどう品種でも日本人にとって非常に馴染みやすく、フードフレンドリーなワインに仕上がっています。

VS タマロン

昨日開けていて、今日も飲むべきスペインワイン、VSアルトス・デ・タマロンとまずは対決です。メルシャンとサッポロビールの日本代表対決?ですか。

メインは豚ロースとネギの甘辛焼きです。醤油・日本酒・みりんを1:1:1.5で合わせた調味料をよくオリーブオイルで焼いた少し厚めの豚ロースと絡めます。できあがりは非常によし、でした。(褒められた)

今日のタマロン何かいい感じです。昨日のイエローテイルが強すぎですよね〜。初顔合わせならもう少し手をゆるめてください、と言う気持ちもよくわかります。それで今日は本来は格上ですが初土俵のワイン、ベリンジャーと戦わせました。タマロン覚醒しましたね。味が開いてうまくワインに溶け込み余韻も少し広がりました。となれば、

超余裕の貫禄勝ちです。

ベリンジャー・カリフォルニアというエントリーラインのせいですか。思ったほどの味の重みがありません。 まろやかすぎて、甘みが勝っているせいか軽めで印象が残りにくい、CAワインとなってしまいました。

ならば、同門のCAカベルネなら、この違いがハッキリしますか?と思い、次に少し残っているアイツと飲み比べてみます。

コッパーリッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン

ご存知、やまやの優等生リアルワンコイン、コッパーリッジ・カベルネソーヴィニョンと飲み比べ。

CA,cabernet sauvignon

コッパーリッジのカベルネはまだまだ力強い。プラス味がスパイシーなせいか、全体的に薄味でも全く個性を失わない強みが残ってます。

ベリンジャーここでも残念ながら敗戦です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★ 3つ ブランドに期待を込めてまた飲みたい

味の濃さ度 ☆★★★★ 1つ 「濃く」ないのはどうしたものか

食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ 醤油系には合うはずですが、他ワインに押された

星の数は計6個 788円÷6=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は131円  希望小売価格で買うともっとガックリです

ハズレない人のペルソナ

単純にすべてのベリンジャーを応援したい人

他国産ワインのセカンド・サードワインも悪くないはずですが、畑の系統立てでいくと、ここはフランスワインの方がはるかに、味の方向性の筋道が立ってます。こればっかりはワイン製造の歴史の差でしょうか。

タイトルとURLをコピーしました