こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
フランスワインが続きます。あとは、チリや豪とのエリア対決して、ワールドワイドの実力をみるしかないですね〜
ボルドーものでコルク栓の形状です。
シャトー・ブリオ・ルージュ 2017 Chateau Briot Rouge
買ったのはOKストア。ここで紹介する上限に近い売価、898円(税別/988円税込) の購入です。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「シャトー・ブリオ・ルージュ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
開けたてのコルクからは、いいアロマが漂いました‥
■ワインオクターブ論的には
2/3オクターブ くらいです。
「やさしさ」をどう評価するかですね〜
その理由
こちらにもおなじみの受賞マークがありました。
2019年ジルベール&ガイヤール受賞
説明文によると「アントル・ドゥー・メールの雄、デュクール家」カベルネ・ソーヴィニョンを主体に絶妙なブレンドで造られるこのワイン。情熱的な鮮紅色と芳醇な香り、そして適度なタンニンを持っています。非常にバランスの良いワインです。
ワインのタイプ:渋みは控えめで、果実味が豊かな飲み口の赤
料理のタイプ:照焼き、生姜焼き、青椒肉絲
- 原産国 フランス
- 2017年
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 東亜商事
単独飲みのインプレッション
色 Chクレールと比べると明るい
熟度 開けたてよりも深くならない予感
何とも「優しい」お味。くちあたりが、とにかくふんわりしているワインです。
とても女性的なワインで、20代にして貴婦人の雰囲気がある容姿、という飲み感です。
しかも、料理を立てる「できる女房」的な仕上がりは、クラシックなフランスワインの伝統・本筋のど真ん中、です。これは素晴らしい。
メインは、豚ロースのカリカリ焼き/スパイス仕立てです。ワインが控えめで「料理の引き立て役」になることは、いいことと思います。特にフランスでは、その傾向が強いし、ワインそのものの味より「メシがうまくなれば、それでよし」という風潮はもうなずきます。
あとは、同じフランスワインでも、主張してナンボ、という出来だった、VSシャトー・クレール・ムーランと比較対戦すると、よくわかりました。
非常に男性的なChクレール・ムーランは個性が強く、グイグイきても嫌な感じはしないワイン。一方、優しさ満点なブリオは、前に出るタイプではないため最初からは目立ちません。
勝負となると、長期戦でじんわりと魅力が伝わるブリオに対して、あくまでも出会いのインパクト勝負に賭けるクレール・ムーラン。シャトー対決だ〜。
ここは好みにより、ハッキリ分かれると思うので、勝ち負けは引き分けです。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ コスパ的には少し高いお値段がネックです。味は十分
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ パワーあるカベルネではありません
食べ合わせ ☆☆☆★★ 4つ ここまで食事をサポートするワインは高付加価値
星の数は計9個 899円÷9= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度 99.8円。 コスパはかなり売値に比例する傾向もあるので残念です。
初心者へのおすすめ度 : スッキリ優しくコクも両立するタイプ 5点満点で 3点のオススメ