パブロ・ゴンザレス 別の意味 チリカベの深さを再認証

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

週末ずっと歯の痛みは治りませんでした。雑菌が入ったのでしょう。アゴからノドにかけて痛くて飯が飲み込めません。鎮痛剤は飲みたくないし、炎症をおさえるクスリは飲み終わったし、困っていたところ見つけた、ノドの痛みに効く「ペラック」。コイツのおかげで助かりました。風邪菌が虫歯に入り込んだだけ?かもしれませんが、明日しっかり治療しておきます。

今日は少しは味がわかるようになったので、レビューを再開します。

購入したのは、超ひさびさのカインズ。しかもチリカベの新顔です。

パブロ・ゴンザレス カベルネ・ソーヴィニヨン Pablo Gonzalez cabernet sauvignon 2021

ここは表示が内税/税込価格なので、計算が少しとまどいますね。いまどきビックリの452円税別/498円)

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「パブロ・ゴンザレス」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Pablo Gonzalez CS
非常に惜しいですが「ステイ」ちょっと待ってください
 

まず飲んでみた感じ

ゆっくり飲んでいるので、味覚は正しいはずです。軽さあり。

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Hi

果実味あるスッキリ派です。

その理由とは‥

ラベル裏の日本語には、ほとんど書かれてなかったので、Webサイト情報青文字)も足しています。

濃く深い赤紫色。鶏頭の花のような輝きと照りが、明るさをみせ、エッジには紫色のフレッシュ感もあります。ブラックベリーやカシスのほか、ブルーベリーのリキュール香、湿った森の枯木風の野生香も漂います。アタックの酸味が少し強めですが、豊かな果実味が全体的にボリューム感をみせています。余韻が少し荒々しいものの、時間の経過と共に旨味も出そうです

  • 原産国 チリ
  • 味わい フルボディ
  • 合う料理 牛サーロイン・グレイビーソース他
  • 2021年
  • アルコール 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入業者 ベルーナ

単独飲みのインプレ VS オチャガビア・カベルネ・ソーヴィニヨン

  比較すれば、段違い。まばゆいほどの明るさ

熟度 開けたては当然、跳ねて若さあふれる味

チリカベ対決、よい響きです。このパブロは、ラベルに印象的な牛模様のイラストがあり、イケそうな雰囲気がありました。

開けたてから、味の変化は素晴らしい。

明・渋・軽と3拍子が揃うほどひどくありませんが、最初はかなりPOPです。徐々に空気にふれていくと、赤系果実の香りが立ってきます。味も辛め中心で少しずつマイルド味もくるくらい、変わります。

ただ、チリカベとしては、かなり物足りないです。WEBを回遊すると、300円台まで値下げしているショップもあり、ガクゼンとしました。

コク、で攻めるタイプではないことは明らか。それでもこんなチリカベを出せる、輸出力・国のパワーを十分感じました。チリは凄い。拍手を送りたいです。チリワイン大好きです。

Ochagavia 1851

メインは、昨日がチキンソテー、本日が鯖の塩焼きでした。チキンは皮をパリパリにおいしく仕上ったのですが、歯の痛みのせいで味が脳まで伝わりません。ワインの風味はわかるものの、ノドへゴクリと落ちないと判断つきません。サカナの鯖の脂には、浅いチリカベでもいい旨味があふれてきました。ライトでもおいしい取り合わせです。

チリカベ対決で選んだのが、VSオチャガビアしかないことが、まず不運でした。圧倒的に不利です。ボディも味も違いすぎ。清々しいほどあっさりとパブロの負けです。

リピート、濃さ、相性度

リピート度 ☆☆★★★ 2つ  もう少しコスパ以外の魅力がほしい

味の濃さ率 ☆☆★★★ 2つ  時間をかけて空気に触れればもっとおいしさは増すはず

食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ  魚の塩焼きと軽めのカベルネ、とてもいいです

星の数は計7 452円÷7= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度64.5円   このコスパ数字は参考値です。売価が安いため精度があまくなります。

初心者へのおすすめ度 : チリカベのイメージと違うチリは賛否別れるかも 5点満点で2.5点のオススメ

少し前に飲んだオチャガビアが優秀すぎて、高コスパのパブロの魅力がかなり下がりました。ボディが軽量級とライトヘビー級くらい差があるのに、そもそもマッチメイク自体がいけないことかもしれません。失礼しました。
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