こんばんわ。家飲み歴数十年ワインコスパニストのブーです。
ブログリニューアルはいったん終わりにしました。キリがないし‥ 上位にきていたレビュー記事にリンク付けたり、プロフィールかえたり、スマホ用に手をくわえたり、後はなりゆきで少しずつやります!
本日は、メジャーの中のメジャーワインです。このコロナ下、昨年9月に新製品として登場した人気シリーズの最新作?ですか。
日本で*イチバン売れている輸入スティルワイン、アルパカ。ワイン飲みは誰でも知ってる。
サンタ・ヘレナ アルパカ・スペシャル・ブレンド・レッド ALPACA Special Blend Red
*スティルワイン(炭酸等が入っていないワイン総称)で2020年アルパカブランドが過去最高販売金額を達成した/アサヒビール調べ
購入したのはカインズ。毎回ワインコーナーのぞきますが、まだ棚にカネパがありません。異常事態ですね。まったく別件の話しですが、そこでも輸入品がほとんど入ってこない状態だとか。 こちらは、ちなみに453円(税別/498円税込)でした。
このワインを買うべきか、もし迷ったら!

まず飲んで
アルパカシリーズの中では、コスパ度は別にして、好みはオーガニックとカルメネールの中間くらいの評価、がファーストインプレです。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ
シラーとカルメネールの甘みが濃さを生んでいます。オクターブも甘さの方に振れてます。

これでワンコインは本当スゴい。
その理由
ラベル裏の情報は、比較的簡素に書かれてます。
「プラムにカカオやヴァニラなどの甘い熟した香りがあり、コクとしなやかさをあわせ持った味わいです」
- ブドウ品種 シラー、カルメネール、ヴィオニエ/ブレンド
- 味わい フルボディ
- 飲み頃温度 14~17度 軽く冷やして又は常温で(飲み方指南が、500円ワインとしてはほぼ初めて入りました!)
- 原産国 チリ
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 (天下の)アサヒビール
単独飲みのインプレッション プラス VS イエローテイル/シラーズ
色 まあまあ深みあるダークレッド。
熟度 ボクサーが体重管理しきれず、階級上げてきた感の重さ。
ヴァニラの甘さは赤ワインの中に溶け込んでます。全体的には、アルパカらしさは目立ちます。かなりがんばって、ボクシングでたとえると、フライ級(軽い)からバンタム級(すこし重い)にカラダをビルトアップさせた努力は認めます。
好み的には、オーガニックの素直な味の方がいいかも。まあ、この価格差でいったら、かなり評価が高いブレンドであります!
メインは、豚肉のバジルソースかけでした。豚のとけたアブラは、アルパカにはよく合います。いい相性です。
甘みある「濃さ」なので、業界のもう一方の雄、イエローテイル・シラーズと対戦してみました。

立ち会い一閃、「バッサリ」
アルパカ・スペシャルあっさり切り捨てられます。付けた体力と、地力のパワーとの差でしょうか。

濃さのバランスはとれています。梅雨のはじめにも合いますが、本当の飲み頃は秋冬かもしれません。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ 普通においしいのでまあ買うでしょう
味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ 果実味が少し欠けるのが残念
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 肉から出る脂と飲むとシビれます。いつもより飲みすぎなくらい
星の数は計10個 453円÷10= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度45.3円。 いいせん出している、と思いませんか。
初心者へのおすすめ度 : 白ワイン派の人でも抵抗なく、飲むと酔います 赤特有の重さを苦手とするなら 5点満点で3.5点のオススメ。