こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
歯は治療継続中ですが、2日前に何と別のかぶせていた奥歯の義歯がとれてしまいました。
舌と鋭利に尖っている歯のベースが干渉して、痛くてしかたありません。噛めないし、食事のペースは4〜5倍遅くなるし、会話もできないのがツラいです。
そういう日に限って、重要なプレゼンがあったり、電話が多かったり、対面のMTGがあり、かなり無理してしゃべったせいで、その後のダメージが大きく溜まってます。
サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ リゼルヴァ Sangiovese Romagna Riserva
イタリアワインで899円(税別/988円税込)でした。ベルクスで購入。
レシートでは、メーカー名のボッター・サンジョベーゼ‥とあるし、表ラベルには「GRIFONE」(グリフォーネ?)ともあるし、特定の固有表記がないっぽい。地元では決まっていると思いますが。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ・リゼルヴァ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
サンジョベーゼは、時間とともに味が変わりますね。気分次第で、ワインの味わいも変わります。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ+2Lo
ボディはポテンシャルを秘めた中量級です。
その理由
裏ラベルの日本語解説は、いろいろありすぎて逆に混乱します。
「イタリア北部、エミーリア・ロマーニャ州で作られるワイン。オーク樽で熟成された深みのあるまろやかな味わいです」
- 2017年(!)
- 生産地区 エミーリア・ロマーニャ
- メーカー名 ボッター カルロ
- ブドウ品種 サンジョベーゼ
- 飲み頃温度 16~18度
- 味わい(5段階で最も) 辛口
- 味の厚み(5段階で4の)重口
- 原産国 イタリア
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 ローヤル・オブ・ジャパン
ジルベール&ガイアールの金賞受賞マークと、首にPOPがかけられてました。
単独飲みのインプレッション VS オチャガビア
色 グラスの底が透けるほどの明るさです
熟度 イタリアもの同士で比較すれば熟する方だが、相対的には軽い
サンジョベーゼ、は出来のよいワインがわかりやすい品種です。一撃で決まります。
特にイタリアものは、ほぼ売価と比例する、と経験上想像つくので「これ!」という驚きの1本は発見しにくいです。
2017年モノのせいですか、コルク栓を開けると、赤い果実・チェリーの香りにつつまれました。これはいい傾向です。 ただ、
苦味も少なく、酸味も弱い、ことが全体的に味が決まってない、という風に判断されがちです。
柔らかく甘味まで含んだ、いいサンジョベーゼですけど‥ 2日目にはかなりマイルドさが増しました。でも噛めないので本当の味がわかりずらい‥困った。
時間とともにもっと美味しくなりそうな予感はします。が、本日はここまで。
メインは生メカジキのバターソテー、2日目が青椒肉絲でした。魚よりも肉の方が、特に油(ごま油)との食べ合わせが良かったです。バターにはワインの味がすべった印象です。
同時に買ったレゼルヴァ対決となれば、VS オチャガビアのカベルネの味が馴染むので、飲み比べでは不利、サンジョベーゼの方が負けます。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ 雰囲気はでていますがコスパよくない
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ じっくり時間を置けば、それなりに馴染んできます
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ 肉との相性はいいのでは
星の数は計6個 899円÷6= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度149.8円。 濃い、を標榜するブログでは紹介しずらいワインです
初心者へのおすすめ度 : サンジョベーゼへの理解が前提で 5点満点で3点のオススメ。