オチャガビア 1851レゼルヴァ 味の進化は感じる

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

しばらく覗いていない店舗は、やはり見どころ満載です。

その典型が、今回行ったベルクス。

2〜3種類円安の中、輸入ワインの新顔が揃っていました。もちろん1000円以内の良コスパ価格です。

ラベルが変わった?だけと思いきや、グレートアップしたオチャガビアでした。

オチャガビア 1851 レゼルヴァ Ochagavia 1851 reserva cabernet sauvignon

全体的な傾向として、もちろん輸入ワイン自体の数が限られて(減って)きています。努力の899円税別/988円)

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「オチャガヴィア1851レゼルヴァ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Ochagavia 1851 Reserva
この味は進化を感じます「買い」
 

まず飲んでみた感じ

チリらしさとは、ボリューム感重視だけではありません。

ワインオクターブ論的には  

4/5オクターブ+1Lo

コクと旨さとボリューム感のバランスがいいです。

その理由とは‥

少し小さめの文字だったので、ラベル裏の日本語がとても読みにくいです。

今までのオチャガビアというと‥

2019年5月  オチャガビア チリカベ 若い味

2019年5月  オチャガビア Part2 濃味急変貌

2020年5月  オチャガビア・メルロー 和食の折り合い良し

2021年6月  オチャガビア・ドン・シルベストレCS 伝統の味が深化

2022年7月  オチャガビア・ドン・シルベストレ レゼルヴァ 久しぶりのチリカベ

と毎年なんやかんやで飲んでいました。

「1851レゼルヴァは、オチャガビア・ワイナリーの創立年を記したシリーズ。『カベルネ・ソーヴィニヨン』は、オーク樽で9ケ月ほど熟成。熟したチェリーや黒いフルーツのアロマにチョコレートや樽の風味を感じるフルボディの赤ワインです」

  • 原産国 チリ
  • 味わい 重口/フルボディ
  • 2018年
  • アルコール 13.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入業者 富士貿易

単独飲みのインプレ VS ルカラン・カベルネ・ソーヴィニヨン

  比べると少し明るいが、めだつ程ではない

熟度 チリカベの中でも、レベル以上の素晴らしい濃さ

カベルネ・ソーヴィニヨンは、しばらく飲まないと本当に恋しくなります。週末に飲んでいた、ルカランがとても味わい深さを感じたので、直球のチリカベと飲み比べたくなりました。

このオチャガビアはレゼルヴァですか。熟成期間が長いため、最初かなりオーク樽っぽさが出てきます。

でも、他のチリカベと違う点があります。繊細さ。薄い層がビロードのようにいくつも重なりあい、酸味と果実の甘さが複雑にまじりあう味に仕上がっています。

もちろん、オチャガビア・シリーズの中ではイチバン濃い目の味です。

同じカベルネ・ソーヴィニヨンでも、仏の品性あるVSルカランと飲み比べると、味の違いがよくわかりました。

LECALIN

舌に触れるカベルネのやさしさ、の違いです。オチャガビアはとてもチリの中では味は繊細ですが、ボディが骨太のせいで、少し味が反発しがちです。特に、

昨日のように、メインが国産牛のソテーとなると、バターで味付けしたせいか、少し繊細さが抜けました。まだ、本日のナスと挽肉の肉味噌炒めの中華味の方が、オチャガビア・レゼルヴァを生かしています。仏のルカランはその辺は万能です。柔らかいタッチでどんな料理でも合わせにいっても問題ありません

対戦としてはルカランの勝利です。

リピート、濃さ、相性度

リピート度 ☆☆☆★★ 3つ  このオチャガビアの熟成はまた飲みたい

味の濃さ率 ☆☆☆★★ 3つ  辛いようで果実の甘さもある、いいバランスです

食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ  少し料理を選ぶのが、ワインの魅力を落とします

星の数は計9 899円÷9= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度99.8円  味的には、コクがあり好みですが単独飲みがあっているかもしれません。

初心者へのおすすめ度 : かなりイケるはずです 5点満点で3.5点のオススメ

チリもカベルネが熟成すれば、相当雰囲気がでます。あとは、食べ合わせとかとても難しい領域のお話しかもしれません。おいしかった。
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