仏ブレンドの良識 ブルーノ・ティエリー

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

体調が回復すると、とたんに仕事もドバッとやってきて飲みの時間までなかなか割けない、というサイクルに入ってしまいました。ワンコイン・赤ワインも順調に仕入れていますよ。

本日はスーパー・オーケーで買ったフランスのブレンドワインです。

ブルーノ・ティエリー BRUNO THIERRY G.S.M

購入価格は890円(税別/979円税込)という、ほぼほぼ天井価格です。大丈夫でしょうか?

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Bruno Thierry 
平均的な味。こういう時はコスパに準じて、「ステイ」です。

飲んでみた感じ

雰囲気はいいです。仏ブレンドですし。飲んでみないと、全く味がわからない典型ワインです。

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Hi

とても惜しいのですが、味が(自分的に)イマイチしっくりとしない。

その理由

ラベル裏の和文文言は、かなりある方です。

「ローヌ地方を代表する3品種から作られた、赤い果実やスパイスの香り、ふくよかな果実味が魅力のワイン」

 

  • 原産国 フランス
  • 定温輸入
  • ブドウ品種 グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル
  • アルコール度 13.5%  
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   重松貿易

単独飲みのインプレッション 

  一見してまあまあの濃さ加減。これで薄いはずはない

熟度 香りは濃厚感たっぷりでした

オーケーは不思議なスーパーです。たまに寄ると変わった赤ワインが置いてあります。この仏ワインも通常売られている価格より、ディスカウントして売り切りたい姿勢ありあり。もう無くなる可能性も高いので、見かけたら、後学のために飲んでみるのもこれは好みです!

フランスのワンコイン赤ワインは、まさにギャンブルです。開けて口をつけないと、どんな味かが想像つかないですが、ローヌ地方、というキーワードのみで購入しました。

昔から、コート・デュ・ローヌ及びローヌ地方だけは、ファースト仏ワインでもハズさないワイン、と信じていましたので。今回は‥

ここは単純に、タンニンの味の好き嫌いだけです。濃さは標準以上でした。後味はスッキリ派ですが。

スパイシーなタンニンと樽の香りが溶け込んでいます。この味が「少し」わたし的に慣れてないのです。これが、ムールヴェードルの味ですかね?とても良識ある味ですが、少しフラン味に近いかも‥。これ系がダメなんです。個人的に‥。

メインは、中華風・酢豚でした。めったに料理に使わない「砂糖」を入れたため、味付けが厚くワインが入って行きませんでした。完全にワインが料理に負けました仏の繊細な赤ワインには、料理パワーが刺激的すぎましたね。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★   2つ  コスパを考えるとリピートはないです

味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ    濃さは十分ある方です

食べ合わせ ☆☆★★★   2つ  酢豚との食べ合わせは良くありませんでした

星の数は計6個 890円÷ 6= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度148円。 仏ワインではかなりイケている方です。好みに合わないのとコスパだけ。

初心者へのおすすめ度 : 飲みやすいワインです 5点満点で3.5点のオススメ。

フランス赤のワンコインは難しいです。ローヌはきてる、と思ったのですが。まさかの味好みがブレンドで、こんなに変わるとは‥予測を超えていました。

 

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