カルディ限定価格 ヴィア・ディアゴナリスの実力

この記事は約4分で読めます。

毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

仕事帰りの駅中カルディ。ワインの定点観測値のひとつです。月末なのか、2本で10%OFFの特売プラス、この時期かぎりのワインがある! これならワンコイン範疇に入るので購入しました。

コルク栓ワイン、しかもブルガリア産で2013年モノがこの価格、というめずらしい組み合わせで、ある意味貴重なワインです。

ヴィア・ディアゴナリス VIA Diagonalis 2013

2本10%OFFの特例を受けて 897円(税別/987円税込)です。通常価格は997円?ですか。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ヴィア・ディアゴナリス」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

Via DIAGONALIS
少し難しい味のため待ち」とします

飲んでみた感じ

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Lo+1Hi

以前飲んだ、ジョージアワインに似て解釈が難しく、単純に飲んで楽しみづらいかな‥

その理由

単純に検索すると、カルディの特売ページがでてきました。ワイン裏には詳細はほぼありません。

「美しく輝く濃いガーネット色。スパイシーかつフルーティ。ブルーベリーのデリケートなアロマに甘いバニラのアクセントと皮とコショウの魅力的なニュアンスがある。 ボディーは、凝縮しており、ビロードのようなすばらしいタンニン。ジューシーな野生のキイチゴの味わいと共に長い余韻。素晴らしく、フレッシュでスパイシーなブルガリアの特徴をよく表した赤ワインです。赤身の肉料理、バーベキュー、ウォッシュチーズやハード系チーズと共に。」とのこと。  他品種等は以下を参照。

 

 

  • 原産国 ブルガリア 
  • 品種 メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ルビン、マヴルッド
  • アルコール度   14.5% 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   オーバーシーズ

ブドウ品種で、ルビンとマヴルッドということばも初めて聞きました。ルビンで検索すると、ブルガリアの土着品種とでてきます。同じくマヴルッドも、同国においてポテンシャル高い土着品種とあります。この慣れないブドウの主張が、自分にとって「お初」のため違和感を感じたと思われます。

単独飲みのインプレッション 

  輝きは鈍くにごっていますが、薄めの印象 

熟度 開けたてはボリューム感に乏しいが、熟成は進みそう

はじめは、豪のワインのような「甘酸っぱさ」が口の中を覆います。次第に、酸味とボリュームあるタンニンが辛味を伴って美味しさに変わってきます。

経験したことがないブドウ味。

ブドウのクオリティは高く感じます。アルコール度の高さは、MAXに近い14.5°ですが、その辛さは感じません。

トータルの印象は、ゆっくり味わえるワイン。ゴーダチーズとも相性良く、長く深く楽しめます。ただ、この味への理解は、少し複雑な分、脳に届いて「美味しい」と感じるまで時間がかかります。

際立つ印象や「わかりやすさ」がないだけに、赤ワインを飲み慣れた人でないと「良さ」を感じにくく馴染むのに時間がかかるのが「ディアゴナリス」でしょうか?

メインは、冬の定番ポテトグラタンとメカジキのバターソテーと2日にわたって検証しました。挽肉のミートソースにはもちろん合いますが、料理に押されがちでした。バターソテーとの味の相性もかなりいいですが、アフターのチーズがイチバン合うため、単独飲み優利か?とも思います。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  コスパ含めリピートするか難しいワイン

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   ブルガリア固有のブドウ風味が、好きか嫌いかによります

食べ合わせ ☆☆☆★★   3つ  バター風味の味付け良し、チーズにもよく合いました

星の数は計8個 897円÷ 8= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度112円。 普段はこの価格でも、手は伸ばしにくいかもしれません

初心者へのおすすめ度 : 1000円以上出して飲むか‥ 5点満点で3点のオススメ。

ワインの棚にあることがかなり珍しい、ブルガリア産のワイン。濃さは十分なので偏見なく飲めることが大事です。わたし的には、初めてのブドウの味にかなり戸惑いました。

 

タイトルとURLをコピーしました