こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
このところの話題は、「酒規制」ですよね。アルカポネの時代、か?っていうかアメリカ禁酒法が制定後/施行されたのが、くしくも100年前の1920年ですよ。何たる因果でしょうか。飲むのはOK、で造るな売るな、では混乱するのはアタリマエ、今と全くいっしょですよ。
100年前はこれが元で歴史/意識が変わった‥。日本も良き文化に変わればいいですね。
今日はどんな時代でも変わらない、ワイン作りのルーツ国のひとつ、フランスワインの紹介です。
シャトレ・デ・コンテ Chatelet du Compe Bordeaux
肉のハナマサで購入しました。598円(税別/657円税込)
シャトレ・デ・●●のシリーズでいくと、シャトレ・デ・クロは飲んでます。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「シャトレ・デ・コンテ」をお店で買おうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
開けたては、酸味と渋みがかなり強いです。わたしの嫌いな熟成しないメルローの軽みが、ぐちゃっと出ちゃってます。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ+2HI
おフランスのお高くとまった感、ダメです。
その理由
ラベル裏は何も情報はありませんが、デ・クロと同じように一定の信用はあります。
- 原産国 フランス/ボルドー AOP
- 2019年
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 ノルレェイク・インターナショナル
ジルベール&ガイアール賞受賞ワイン ラベル検索では、メルローとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンド、と書かれてます。
単独飲みのインプレッション VS モーンスーン VSリンデマン
色 夜のライトで輝きました。薄さが強調されてます。
熟度 2019年?受賞ワイン?とても思えない熟度です
このフランスワイン購入は迷いました。実績でデ・クロがなければ、ほんと買わなかったでしょう。デ・クロを名前検索すると、私のレビューが上位表示されるくらいですから、相当マイナーなワインのシリーズです。
安いフランスワインが日本でも「無視」される?現状を見ると、少し応援したくなります。ただ
「おいしければ」 (重いかコスパ良いか)が、評価の基準です。
結果は、残念ながらひさしぶりのペケワインでした。
メルローの渋さ・軽さが前に出てきてます。カベルネっぽさは微塵もありません。香りも一瞬まとわってスグ消えました。つらいな〜
メインは、挽肉と野菜のトマト煮を作りました。夏野菜の茄子をさっと焼いて、挽肉とビンのトマトソースを和えて10分程度煮込んでみたら、最高のでき上がりです。
挽肉とトマトソースはどんなワインでも合わせられる「万能おかず」なのですが‥
VS KWVのコンコルディア と VSモーンスーンの飲み比べです。
はじめコンコルディアと飲むと、マイルドさが断然上位格です。デ・コンテの渋みと軽さは、かなり不利ですね。
モーンスーンでも違う。一口で差がつきました。もっとマイルドです。フレッシュという感覚とも違う軽さ。フランス産の「渋み」は罪です。メルローが熟してくれない、生まれ持った十字架を背負い続ける使命なのでしょうか。
ここに慈悲あれ。
シャトレ・デ・コンテン全負けです。外しました。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ★★★★★ これは絶対ないヤツです。個人的には
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ ボディは軽く、ブドウは慣れない、合わない
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ メインの味に感謝すべき問題です
星の数は計4個 598円÷ 4= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度149.5円。 もし選べるなら断然デ・クロです
初心者へのおすすめ度 : これはできれば飲まないほうがベター 5点満点で1点のオススメ。