こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
昨日は疲労なのか、アルコール抜け後のワインで酩酊したのか、レビューする間もなく、21時に轟沈してました。気力が続かず失礼しました。
昨日から飲んでいた仏ワインのレビューです。
レ・グラニティエール ルージュ Les Granitiers Rouge
スーパー・ヤオコーで898円(税別/987円税込) でした。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「レ・グラニティエール」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
開けたてから、香りの品格が違いました。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ+1Lo

飲み口にもその性格があらわれます。
その理由
日本語表記のラベルには丁寧な説明があります。
「南西地方のガイヤックとトゥルーズの間に位置する産地。大変飲みやすいフレッシュで果実味のある味わいが楽しめます」
- 原産国 フランス 南西地方(IGP)cotes du tarn
- 辛さ 中辛
- 重さ 中軽口
- メーカー名 ヴィノヴァリ
- 飲み頃温度 13~16度
- ブドウ品種 デュラス、プロコル主体(お初!です)
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 ローヤルオブジャパン

ジルベール&ガイヤールの受賞シールがあります。(2021年・画像は参考)

単独飲みのインプレッション
色 かなり明るめです。ただ輝きはありません
熟度 やみつきになりそうな、甘めのタンニンがあります
さずがにいつも買っているスーパーのワイン棚だけでは、1000円以内で購入する赤ワインに限界があります。
チリは早めに全制覇し、続いて米・豪・スペインの順にラインアップは全て飲みました。イタリアとフランスはぶどうの味がわかっているだけに、今さら軽い、とわかっているブドウ品種に手伸びますか?というワインのみを残しています。
フランスワインは謎が深い。これは飲み始めた30数年から変わりません。闇が深くDeepです。とても選びきれません。
本日の「レ・グラニティエール」もそうです。飲酒歴を重ねても、はじめてのブドウ品種があるんですね〜。びっくりです。
デュラス?プロコル?ガメイもふくめたブレンドのようで、とてもスムーズな飲み口でびっくりします。フレッシュ、という言葉の使い方は「ただしく」ありません。
飲み飽きない。これが全てです。いわゆる軽苦い仏ブレンドの味とは違います。甘さあるタンニンがおいしい。

メインは、ブリのバターソテーと八宝菜風の豚肉炒めで合わせました。パターソースは抜群ですね。さすが仏ワイン。柔らかめの魚をこんがりと焼いたあとに、まわしかけたソースとの相性はいいです。肉もいいですが、魚との味のマリアージュに感じた繊細さは抜けます。
こちらのワインもぜひ魚とともに、お試しあれ!
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ 売値が少し躊躇します
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ こちらも決して濃いタイプではありません
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ サックリと飲んでしまいました。
星の数は計8個 898円÷8= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度 112円。 売価が全てです。コスパの数字は悪くなりますが、味は飲みやすい
初心者へのおすすめ度 : 妙な引っかかりはないので‥ 5点満点で3点のオススメ。