北海道が生む奇跡の1本 シャトー・オー・バルダン 

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

北海道の久しぶりの出張でいろんな発見がありました。

今回はそのメインの1本ともいえる赤ワインです。

購入したのは、道民が支える生活の「命綱」セイコーマートです。

シャトー・オー・バルダン Chateau Haut Bardin 2019

フランス・ボルドー産の驚き価格、580円(税別/638円税込) 日本で、なぜ同じ名称で違うラベルの赤ワインが存在しているのか?が不思議でした。

2019年産のバルダンは以前に飲んでいます。(取扱:東亜商事/売価699円)年代違いで、輸入会社が変わったのか‥

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「シャトー・オー・バルダン」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Chateau Haut Baridin 2019
このバルダン、以前のバルダンと何が違う?もち「買い」ですが
 

まず飲んでみた感じ

とてもクラシックなラベルが、旨さを垣間見せてくれます。

ワインオクターブ論的には  

1オクターブ+1Hi

とても素直においしい、と感じられます。

その理由

セイコマのワインは、説明がシンプルです。

「熟した果実のフルーティな香りと繊細なタンニンのなめらかな口当たりのワイン」

 

  • 原産国 フランス
  • ボルドー
  • 2019年
  • アルコール度 14%(高い)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者・引取先 セイコーフレッシュフーズ

2020年 パリ農産物コンクール 出展

ここまで、2019年と2020年の違いがありますが、内容はほぼ同等です。

単独飲みのインプレッション 

  ここは19年産と変わりません。濃さは十分の色を出してます

熟度 ミディアムボディ、とはまさにこういうワインを指す

フランス・ボルドーの気合いの1本が、セイコーマートにありました。

19年と20年産との違いは、日本における取扱会社の違いだけですかね?

全体的なレビュー(2021年)でいくと、味はダイナミックに変わっていくが本質的な部分は、正統派の1本だ、という印象です。

熟成したメルロー味がとにかく推してきます。

ブレンド感が程よく、日本人好みで仕上がっており、舌に残るタンニンも香ばしく素敵です。

コスパワインをさらに押し進めた売価(699→580円)、まとまり感全て好きです。

本日のメインは、期せずして19年産をレビューした時と同じく、ブリのオーブン焼きでした。味は今回の方が数段勝るかもしれません。というのは、出張土産にした「十勝野発酵バター」をソースにしたことです。

ブリの味が3倍増しです。ムニエル(小麦粉まぶし)にして、フライパンでカリカリにしてオーブンへ。最後の味付けに少しだけ、醤油をたらして発酵バターソースと絡める。

何と良いマリアージュなことよ〜 自画自賛。

同じフランスだけれど、おいしいシラーズ VS カリヌ・シラー と対戦。やばい。前に飲んでいるのに単純にまだレビューを上げていなかった。失念しました。こちらも相当イケますが、質の高さが上回りました。

Syrah

オーバルダンの勝利です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ   仏リピート決定のワインです

味の濃さ度 ☆☆☆☆★  4つ  ボディはほどほどですが、まあいいお味です

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ  発酵バターとの相性って「何?」というくらい凄み

星の数は計12個 580円÷12= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度48.3.円。  春から秋までなら、北海道民になりたいです。

初心者へのおすすめ度 : 仏ワインでこれ嫌な人いますか? 5点満点で5点のオススメ。

フランスワインの安い・まずいを完全払拭させるオー・ダルバンです。見つけ次第、即買って飲んで下さい。セイコーマートのワインバイヤーの目のつけどころ、素晴らしいです。奇跡のワイン、と呼んでもいいくらいです。

 

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