こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
昨年2020年のレビューはこちら
昨日北海道の仕事から帰りました。となれば!ね、個人的な目的はひとつのみです。
ホテル前にあるセイコーマートは、ワイン充実しているんですよ。特に1000円以下の赤ワインが多くあったの記憶に残っていて、今年は「じっくり」ラベルの裏を読み込んで吟味しました。
結局買持ち帰ったのは2本ですが、本命はもちろん、このワインの再検証です。
ジーセブン カルメネーレ G7 carmenere 2021
年代の表記があったので、無事21年モノが飲めることが幸せです。価格は変わらず、498円(税別/547円税込)でよかった〜
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「G7 カルメネーレ2021」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
まずは、オーク樽の香りの凄み、からです。
■ワインオクターブ論的には
1オクターブ+1Hi+1Lo
2Hiでもいいくらい、辛味は増してます。
その理由
ラベル説明や内容は2020年版と変わりません。
「ベリーの香り、チョコレートを思わせる濃厚さと滑らかさがあり、程よいスパイス感が残ります」
- 原産国 チリ
- ぶどう カルメネーレ
- ミディアムボディ
- 飲み頃温度 16~18°C
- アルコール度 14%(ブラボー!)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 セイコーフレッシュフーズ
カルメネールの表記を、カルメネーレと呼ぶのは変わらず。
単独飲みのインプレッション
色 比べたコノスルCSと同等か少し明るめな感じです。
熟度 「塩辛味」が増しました
年を挟んで、少し冷静になって飲んでみました。もともと、カルメネール好きなのでその分を差し引いても、このパワーと余韻は、とても500円・リアル・ワンコインワインとは思えません。
開けたての風味は、特にすごかったです。古いオーク樽に何年も漬けられていたか、のような強烈な香りのインパクトがあります。
舌に残る時間も長く、余韻をずっと楽しめるのも良し。少し時間を置くと、だんだんとタンニンの甘辛さも感じられてきます。2日目も少しパワーは薄れたものの、オーク臭を敬遠する人にも飲みやすくなり、わたしはグイグイ飲んでしまいました。
メインは、国産牛の薄切りが、閉店間際グラム1100円の50%OFFだったので、塩胡椒のみで食べました。ベストマリアージュ確定です。翌日は、めかじきのソテーニンニク風味で合わせます。洋風の味付けであれば、ごはんのおかずとして最高の飲み心地です。
極力客観的に判断したいので、パワー派代表、VSコノスル・カベルネ・ソーヴィニヨンとまず対決です。
単純な濃さ、のことをコメントもらって気づきましたが、「塩辛さ」と言われてなるほどと思いました。カベルネをショッぱいと感じる人は、より口当たりの薄めのイタリア・スペインものの赤ワインか果実味豊富で爽やか系オーストラリア/OZワインの方がしっくりすると思います。
このG7・カルメネーレも開栓後すぐは、辛味が中心です。なので、どの時間帯で比較するか?と言われると厳密には難しいですが、「濃さ」ではコノスルに負けますが、コスパと果実味を含めたトータルではG7 カルメネーレの勝ちとします。何せこの味で、500円以内ですから!
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ 当然のリピート確定ワイン
味の濃さ度 ☆☆☆☆☆ 5つ ワンコインをなめんなよ、という濃さ
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 洋風味付けならば、魚でも十分あいます
実力的にほぼ満点、星の数は計14個 498円÷14= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度35.5円。 再検証してもこの評価が変わらないなら、よっぽど好みなのね〜ン
初心者へのおすすめ度 : まあ疑わず飲みなはれ 5点満点で5点のオススメ。