久保くん的スペインの宝
6月の二発目。コンビニのラインアップもぱっとせず、遠回りしてスーパーに立ち寄ってみた。
リンコスで購入。728円のレアルス・ビニェードス。あおったコピーが決め手だった。「2回驚く。この価格とこの値段に」的なコトバよ、ありがとう。輸入はモトックスだし信頼のコルク栓だ。REALES VINEDOS cabernet sauvignon
スペインのカベルネ・ソーヴィニョン、は種としては変わり種。でも開けたてのコルクの湿り気は抜群にセクシーだ。茶色に染みたウエットな感じが飲み心をそそる。お店全体が寒いくらいに、冷えていたのもグー。22-23度の程よい夕暮れからの気候にピッタリだ。
味はクラス上の差が出ないと(高い分)問題外だが、濃いウマのスタンダードは十分クリアしてる。カベルネっぽさより、スペイン産特有の味の深みとバランスがある。相当好みの感じ。ピーマンの肉詰めとともに。
渋さがこなれて、落ち着いた赤。大関クラス。立ち振る舞いにオーラがあり、何回か組み合い得意技をかましても、なかなか土俵を割らない実力派の力士だ。ラポーサと比べるとコンビニワインの限界が知れてしまい、すこし可哀想。
一目見たときから、こいつは「素人ではない」的プロモデル風の雰囲気プンプンの、10代後半の早熟したスペイン美女。
リピート度☆☆☆☆★ 4つ 階級上でやっていけそう
味の濃さ率☆☆☆☆★ 4つ 深さはある
食べ合わせ☆☆☆★★ 3つ 肉詰めでもおいしい
計11 売価728円÷11=
コスパ度66.1円 わたし的には好みの一本
ハズレない人のペルソナ
飽きないはずのカベルネに、少し倦怠感を感じた頃に。伊でも仏でも米でもない感じに確かに驚く