毎度こんばんわ。赤ワイン・家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
毎日灼熱の暑さで参りました。さすがにお昼間はおウチにいられず、買い物に出てお店のクーラーにお世話になりました。リビングのクーラーだけでは、日中は陽が強すぎて全く冷えてこないため、臨時避難・応援要請レベルの暑さです。
とはいえ、お店では新規赤ワインは見当たらず‥、コープのカタログにあった赤ワインを紹介します。
シャトー・マンビエイユ Chateau Minvielle 2020
価格は898円(税別/987円) です。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「シャトー・マンビエイユ」を買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
ボルドーっていつも思いますが、知らない赤ワインは飲んでみるしか好き嫌いがわからない、と思う点がマイナス。オールエイズ・ギャンブルじゃん。今の時代これじゃ買わないよ〜。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ + 1HI
時間を置けばおくほど本領発揮するタイプ。
その理由とは‥
こちらも、ホント?というくらい表ラベルにシールがあります。
当然のお馴染みジルベール&ガイアール、珍しいマコン・ワインコンクール(金賞わずか8%)のシールと、こちらも初めて見た70ミリオンズ・デギュスタトゥールの受賞マークが貼ってありました。
70 MILLIONS DE DEGUSTATEURS とは‥
フランスワインと、フランスのワイン消費者の為2013年から始まる。この70 MILLIONS DE DEGUSTATEURSでは、匿名で参加する多数の一般消費者の審査によって受賞が決まるコンクール。審査した時点で優れた結果を残したワインは金銀銅メダルが授与される。 (70 MILLIONS DE DEGUSTATEURS とは、7000万人のテイスターという意味)
WEB検索では、ラベル違いで何件か探せます。説明書きだけを見ても、名門の香りがプンプンします。
「シャトー・マンヴィエルはボルドーに300年以上前から残るシャトーで、 最初に記録に登場したのは1705年の事「1610年にPhilippe de Minvielleによって 黄金色の石を使い建築されたシャトー」と記載されています。 19世紀以降、このシャトーを管理しているのはGadras家で、 以来同じ家族が伝統を受け継ぎ、高品質なボルドーワインを造り続けています。
- 原産国 フランス
- AOP ボルドー
- 2020年
- 品種 メルロー70% カベルネ・ソーヴィニヨン30%
- アルコール 14%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 日本酒類販売
単独飲みの感想
色 ひたすら濁り感が満載。透けてみえるほどの明るさはあり
熟度 見た目と違って、こもりけと樽香が凄い
WEB検索ではじめてわかったブドウ品種が、メルローとカベルネのブレンドでした。このワインには私の苦手な「フラン」味は感じません。
こちらは、まさにボルドーそのもの正統派。フランの味が何が嫌か、というとイヤみなところなのです。フランスワインはこうでなくちゃ、というお高い熟成?されたワインには感じる、共通した「あの感じ」です。わかるでしょうか?分かりにくいですよね。
COOPのカタログには、少し外れたような説明書きがありました。
「フルーティでバランスが取れたボルドー産ワイン。ミディアムボディ。アルコール14% 」
普通この説明では、買う決断つきません。少しわかる人でアルコール度は高めだな‥とか、金賞の受賞数が多いなあ‥としかくらいです。
2020年がヴィンテージ?ともはじめて知りました。
メインは、サーモンのソテー、チキンのオーブン焼きとともに。申し分ない溶け込み用です。肉にも魚にも西洋料理の味付けであれば、何も問題ありません。味がふっくらと、塩のキツさもなく、マイルドに美味しくいただけました。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ もし在れば買った方がお得です
味の濃さ率 ☆☆☆★★ 3つ 味の濃さは、立派に平均以上です
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 肉魚とも、ソテー+スパイスは相性いい
星の数は計10 898円÷10= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度89.8円 見えるもの、見たものは、全てそのものです。
初心者へのおすすめ度 : 飲みやすさもブランド価値も 5点満点で3.5点のオススメ