台風15号接近している中、濃いウマ対決(飲み比べ)も雷雲がうずまくHOTな戦いになってきた。
正確にいえば、本日食卓に並んだのは4本。チリが3本コノスル、ティエラヌエバ、ティエラヌエバ ・レゼルバと、スペインのレアルス・ビニェードスのバトルロワイヤルで真の実力を測ってみたい。
今日のお題は
ティエラヌエバ・レゼルバは横綱の実力があるか?
を明らかにする。
まずはチリの「濃いウマ」対決。じっくり構えて立会い。はっけよい、のこった。両者ともパワー全開でぶつかり合う。コノスルは初め少し柔らかみがふくらんだか?指し手に迷う。対してティエラヌエバ・レゼルバはぐいぐい構わず、押し相撲で前に前に進んでいく。
カベルネソービニョンの傾向から、レゼルバの性格がわかった。彼はボルドーワインになりたいのね。強く、長く熟成しても枯れない味を重視した伝統の片鱗が垣間見えた。この志は素晴らしい。
昨日今日とどうですか?飲んでみて
チリのレゼルバは男っぽいね!
では、久しぶりに飲むレアレス(との対決)はどうか?レアレスはティエラヌエバ と良く取口が似ている。スペインとチリという出自は違うものの味の傾向はそっくり。レアレスは闘牛の国っぽくスパイシーさが勝っているものの、果実のマイルド感の広がりがとても似ている。一方普通のティエラヌエバとレゼルバとの対決は行司役により捌きが変わる。本日の行司役・鶏肉のトマト味では?
トマトの甘みにティエラヌエバが合う。
レゼルバはもっとコッテリ濃いメインかな?
となると今日は普通のティエラの勝ちか?
レアレスもおいしい
どうしようか‥
家庭のおかずメインでは、本日のところティエラヌエバ ・レゼルバはチリカベの孤高の城王、というところか?コスパでは万人受けするパワー横綱コノスルに負けるが、フランス料理や伝統煮込み料理の前にしたガチ勝負では、圧倒的に有利とみた。
骨格の美しい、モデル体型だが細身ではなく、普通に肉付きもよい正統派西欧美女。
リピート度☆☆☆☆☆ 5つ レゼルバの名に恥じない立派な赤
味の濃さ率☆☆☆☆☆ 5つ 仏ワイン派にも十分納得させる濃さ
食べ合わせ☆☆☆☆★ 4つ 和系メインでは少し分が悪い
計14 売価930円÷14=
コスパ度 66.4円 値段が破格だけに選びにくいが損はさせない
ハズレない人のペルソナ
フランスボルドーの味が忘れられないワンコインファンへ