昨日は飲みすぎて轟沈。久しぶりに美味しいオーガニックを他のワインと散々飲み比べたせいで、ブログに残す気力はとうに消えました。すみません‥。
今日は昨日とまとめて、このアラリスを深堀り検証します!
VS キャンティ
オーガニックでしかもテンプラニーリョ/スペインものと比べるとなれば、残ったワインではまずこれでしょ。キャンティ センシィ サッフォ
昨日のメインは、メカジキオーブン焼きニンニクバターソースで。
今日のメインは、塩味が利いた和メニュー的な、ブリのオーブン焼きっぱなし
という同じ魚でも違う料理法で、対戦に臨みました!
キャンティ・センシィ・サッフォのいいところは、開栓後の味の落ち着き感はハンパありません。ここはすばらしい。昨日は雪もチラついたさぶ〜な夜、キリッとしたイタリアワインの中にサンジョヴェーゼが溶け込んで、タンニンの沁み方がGooodに変わったのですよ。
今日のブリにも同じことが言えます。が、1点違うのはタンニンの溶け具合がさらに進化して「甘み」まで出てきたことです。ヴォーノ!オッティモ!
対抗するアラリス。元々辛味というかアルコール高めを売りとしている、オーガニックだけあって、甘み対しては敵対心ありありです。
初日のメカジキにはなんとか対応しました。むしろ辛い料理が好きな人にはマッチングはいいくらい。でも今日の塩メインで微妙な「差」が広がってしまいました。
アラリスは少し荒っぽい
テンプラニーリョな素性を、上手くオーガニックのヴェールで隠していたのに、数日後には見事にバケの皮がはがれ「地」がでてしまった感じです。
これでは勝負はキャンティの勝ちで当然といえます。
VS レ・ミューズ・ド・ラ・ヴューヌ
では欧州対決の雄、フランスワインでいってみますか。レ・ミューズ・ド・ラ・ヴューヌです。(検索ではレとミューズの間に・(ナカグロと印刷で言われる点)を入れないと検索に出ないのですみません)
こちらは結果が残酷やね〜。 どんなに比べても少し熟成の進んだメルローカベルネのブレンドには、香り(オークっぽさ全開)と熟度(濃さ)には負けますわ。
同じ仏のバティス・デュ・マルキとはもっと差がでちゃいます。
ここも、メインが何であれ、アラリスの負けで決定です。
VS カネパ VSウルフブラス 他大勢
カネパ・カルメネール 爽やかスッキリな味わいには‥ 勝てません。
ウルフブラス・ヴィンヤーズ/シラーズ との対戦は‥
スマートな味わい・果実味・ブドウの濃さに、辛さが挑んでも勝てません‥
では最後にモラダでは!
強面のツラで土俵に上がったら、モラダはびびって勝負にならないじゃないですか!このテンプラニーリョ的な先輩後輩対決は、後輩がよろこんで勝ちを譲る光景が目に入りました。ぱちぱち。良かった。
明日は月末の番付で締めます。お楽しみに。