欧州ワインの底力 安定の賜物
久しぶりの東京出社。やまや店舗へも1ケ月ぶり?に寄れた。でも定番の2本1000円コーナーの品揃えが悪くなっている。種類がずいぶん減ってしまった。悲しい。仕方がないので、端から「全部のワイン」の棚をもういちど見直してみた。
ブルガリアのドメーヌ ・ボヤールのシリーズでメルローは飲んでいないはず、と思い購入、500円(税別)。(カベルネソーヴィニョンと、ブルーリッジ は飲んだ)
ドメーヌ・ボヤール メルロー Domaine Boyar Merlot
こちらのメルローの実力はいかに!カベルネも相当秘めた実力というか、欧州としては正直好みの味だったから、久しぶりにワクワクする気持ちになった!
さくっとまずは結論から。
このワインの試飲結果
安定したバランスの良さ。メルロー旨し。飲んでて飽きないし。
その理由とは‥
メインは、チキンオーブン焼き。香草のシーズニングをかけたらとてもいい出来具合いや。夏で暑い時期にオーブン焼きで食べると、肉からうまく水分が抜けてコンガリ揚る気がする。気のせい?
コンドル・メルローとメルロー対決した。比較がないとわかりにくい味かな、とも思ったので。
同じメルローでもコンドルは柔、ドメーヌ・ボヤールは硬派か? ワインの表現では、女性と男性にたとえられるかもしれない。
嫌なメルローっぽさは、もちろんない。ジューシィなチキンの脂身/皮とも、とてもよく合う欧州ブルガリアの赤ワイン。
固くいえばバニラの香りも残り、メルローとしての濃さも十分ある。アルコール度数は13度と適正、このくらいアルコール度は高くないと、ね。
素直においしい時は勝手に手酌が進み、いつの間にか半分近く減っている。
これこそが、リアルなおいしさの証明かも。
VSコンドル・メルロー
こちらのコンドルは、日がたっても味が落ちなくてビックリ。柔らかくて飲みやすく、和食味にぴったりなのは毎度のこと。
でも今日の対戦、「肉」「オーブン焼き」「素材そのもの」という料理とのマッチングでは、ワインの力がある方がよりパワフルに押してくる。
今夜はより熟成度の高い、ドメーヌ・ボヤール の勝ちだな。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ 大いにあるある。また買う気になる味。
味の濃さ率 ☆☆☆★★ 3つ 標準的なメルローよりずっと厚みがあって濃い
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ チキンオーブン焼きっぱなしには好相性
計9 売価500円÷9= の結果は?
コスパ度・このワインの総括
コスパ度55.5円 かなりいいコストパフォーマンス。表ではベスト20に入る。
ハズレない人のペルソナ
欧州人、アジア人等偏見無く接することができる常識人に