軽いワンコイン赤ワイン好きがいるならば‥ フロンテラ ピノ・ノワールのこと

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3連休の初日。まずはラグビー大学選手権の決勝である早明戦から。

結果は力は上だったはずの明治の慢心で負けた。その理由はいくつかあった。昔から明治はそうなのだが対抗戦で負けなしでくると、どうしても「隙」が生まれてしまう。学生ではしかたない。その点、早稲田はチャレンジャー、負けてもともと、とマインドは上げやすかった。またプラス要因として、センター中野の復活が大きかったが、これは後半で。

まずは前半の入りの攻撃をよく研究された。結果、早稲田のオフサイド気味の早い出足(ラインディフェンス)に対し、明治バックスのパスがどんどん深めになった。これは安全に通そうというパスの出し手の“無意識”と、パスの受け手側はいつもより走り込んで前に、となる“あせり”からくるギャップが生まれたせい。これではスムーズな連続展開にはつながらない。

当然ラインのスピードも出ない。早稲田のディフェンスがはやく前に出ている分、止め切れる。明治が最初の展開でキックを蹴らない、というのも研究されてたな。

次に良かったのは、早稲田の攻めの工夫だ。順目、順目で今まで2次3次攻撃していたのを一転、逆目のブラインドへ振ったのが効いた。しかも、逆目に立たせていたのが、怪我オチして対抗戦では出なかったセンター中野だ。敵ひとりでは止めきれない突破力やサイズも生かし、得点シーンではオフロードパスを繋ぎ、突っ込みではダブルタックルさせて外に人数を余らせるきっかけを作った。わたし的には彼がMOM(マン・オブ・マッチ)。いつもの早稲田の攻撃起点、岸岡(SO)は目立たないくらいがちょうど良い。マークも当然きついしね。

また要所要所で、明治FWはボールも取られていた。ラインアウトからのモール形成ではトライまで取りきれないし、スクラムも最初の1本がベストで、あとはしぼむ一方。ラックの2人目、3人目は確実に早稲田の寄りの速さが目立って、本来の明治のFWの走りと機敏さはなく鈍かった。となると明治のディフェンスやタックルまでも甘くなる、という悪循環になった。

残念。明治応援派としては、消化不良の日に終わった。4年生は社会人でもラグビーを続けてこの「くやしい気持ち」を昇華させてください。

さて、本題の赤ワイン。フロンテラ ・ピノ・ノワーのお話しだ。Frontera PINOT NOIR

少し前の評価だったので、改めて購入、レビューし直してみた。ヤオコーのワインの日・全品特価2割引なら許されるだろう。

メインは、文句をつけようのない高単価材料、タイのお魚で作るアクアパッツアだ。

初モノワインVSウッドブリッジ・メルロー とともに比較。(こちらのレビューは明日)

グラスに注いだ色は明るいが不安そうな色ではない。フロンテラ・ピノを飲んだ記憶がたし相当前なので、その時の自分の舌が鈍っていた?という可能性もあったが‥

軽い味だけだったら、「十両」落ちという番付までにならない。ピノ自体は前も書いたように嫌いなブドウ品種ではないが、他のカベルネ等と同じようには熟成しない、ことも良くわかっている(高い仏のピノノワールは別モノね)

ではなぜフロンテラは受けつけないか、今日飲んでみてあらためてわかった。それが

苦味か好みではない原因は。

薄いのはある程度一定、味の広がりが軽いのも変わらず。ただその中に少しだけ他にはない「苦味」が混じっている気がする。濃いカベルネにも、渋みや熟成度に応じた様々な味は混じっているが、この感覚はあらためて“ない”と感じる。

風邪明けで、クスリも飲んでいるためか?アルコールの回りも早い。

明日、ウッドブリッジ・メルロー との違いとともに改めて検証して評価を固める。

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