5月の5本目新規ワインだ。毎日が連休状態となると、GWのありがたみが薄れる。でも昨日からの突然の環境変化に、アタマがまだまったく追いていけない。今日は何とか落ち着かせて、レビューを書く余裕を作った。(PM 10時頃地震でWiFi回線が不通になり、UPできませんでした)
シャルトン ルージュ CHRTON vin de bordeaux
スーパー・ベルクスの売価は599円(税別)。
フランス・ボルドー産のAOPワイン。この前初めて知った(2009年〜最近なのか?)AOP原産地名称保護という呼び方。正直「なにこれ」という感じ。シャトー以下の格付けのワインに対してもこの呼称、いわゆる偏見で以下IGP?Vin de Tableがあるそうな。
これはしょうがないとして、輸入は、
ワイン情報と買った状況
フランスワインは、ラベル情報が生命。知らないヤツはここで買うか買わないかが決まる。
- 味わいグラフ 軽口・中口・重口の3段階で重口(本当か?信じるしかない)
- アルコール分 12.5%
ふたりの感想
今日もひとりごとで、飲むしかない状態。
妻は入院(コロナではない)してしまい、完全セルフで買い物、支度、サーブ、片付けまでこなす毎日だ。
野菜はかぼちゃ焼きとキャベツのオリーブオイル蒸し
メインはメカジキのニンニクバター焼き
対抗するワインは、メルロー主体で合わせてみた。魚が得意なプードゥ・メルロー/カルメネールともう1本、ダンシングフレイム・メルローの2本で飲む比べ。
魚は文句なし。おいしい
AmazonMusicをBGMに夕飯
かたづけてからワインを飲みくらべた。フランスワインっぽいメルロー を、どう切っていくかだな。妻だったら、なんていうかな?
独断と偏見
メルロー主体のカベルネブレンド。仏のボルドー産というだけで、特にアドバンテージはない。
グラスに注いだ色は、他メルローと変わらず。明るさも浅からず、濃くもない。
先にタンニンがやってくる。メルローの渋味なのでマイルドだ。これがボルドーならではの傾向と郷愁。厚みや深みはシャトー格のワインと比べるともちろんありえないほど軽いが、これ系の感じが好きな人には、たまらないのだろうね。味的にはえぐみに近いが、カベルネがあわてて抑えにやってくるのでバランスは破綻しない。
メカジキに強い、プードゥ・メルロー は「甘さ優先」な人に強いし、ダンシングフレイム・メルローは軽さが先コクが後になる味。これらを同列で比較せよ、と言われてもおいしさの質は変わらないため、むりくりに相性をきめる。まあ毎度好きな順だけど。
■自分的な、濃さ優先な人には、 プードゥ > ダンシングフレイム > シャルトン
■ゆっくりチーズと飲みたい人は シャルトン > プードゥ > ダンシングフレイム
■肉系で合わせるには メルロー はやめてカベルネを選んでください。
大相撲で例えると
大器晩成型の大型力士。出身は北海道の小さな村で育ったが、村一番の体格でスケール感もある。前頭中盤からどこまで伸びるか、この半年が勝負だ。
女性に例えて表現す
フランス南部地中海沿岸で、こんがり肌を焼いた、エキゾチックな背は低めの移民美女
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度☆★★★★ 1つ あえて仏ワインなら別のを選ぶ
味の濃さ率☆☆★★★ 2つ メルローの渋さとマイルドさを濃い、というか?
食べ合わせ☆☆★★★ 2つ オイル系魚料理には程よくあう
計5 売価599円÷5= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度119.8円 メルロー主体のカベルネブレンドはこんなもの
ハズレない人のペルソナ
やさしいメルローの裏に渋味があっても、個性と認めてくれる人