ライトボディに潜む小悪魔的魅力
9月最終日。番付表を整理しようか、と思いきや新規ワインをレビューすることに心を変えた。
それがソラス購入と同じタイミングで買った、南アのワイン
オビクワ ピノタージュ OBIKWA Pinotage
ここもめったに検証しない、南アフリカ産の赤ワイン。しかも南アお得意なピノタージュだ。
ピノタージュは今まで、マクルーや、あとはヤオコーの2割引きの日に買える、KWVをあけてきたが今回のワンコインの味はいかに?
今回もやまや強気の値段設定。680円(税別)で購入した。普通の人ピノタージュ 買うかな?
今日の試飲
個性だけとは言わせません
今日のメインは、毎度の回鍋肉。辛さは控えて、と妻から言われているので、甘めの味付けに終始している。もちろん砂糖は料理には使わないけれど。
◆ワインオクターブ論で、ピノタージュを評価すると
1/2オクターブ+1ハイ
他のピノタージュの記憶でいくと、KWVは強かった気がする。もちろん値段設定も高いし、老舗ブランドとしては変なワインも出したくないし、というプライドが個性として発揮されたワインという感じだった。
マクルーはメインが無く飲んだせいか、それなりの舌触り感というか『軽さ』しか記憶にない。
そこで、今日のオビクワはどうか?
最初の舌に残る感じは、まだ開いてない感が満載だった。少したつと果実味やふわっと漂うプラムなのかフルーツの香りは凄く漂ってくる。
それでいて、全体は辛い。回鍋肉の醤油辛さにも風味が溶け合っていい感じだ。
ボリューム感はないがいいねえ。明日以降も十分期待できる。
その理由とは‥
裏書き情報は!
- アルコール度数 13.5%(濃いことがわかる)
- 説明 ライトボディ(普通はこうかかれていると買わないが、チャレンジした)
- 原産国 南アフリカ
- コピー/プラムやストロベリーなどのフルーツの香りと余韻を長く楽しめる赤ワインです。パスタや肉料理に良く合います、とのこと。
VSデル・スール
辛いのならば、チリの飛び跳ねワイン、デル・スールといい勝負する感じがした。
でも結果はなんと、デルスールが押し負けるというか、やわらかく感じるほど個性負けしている。久しぶりに、チリカベが弱い?と感じるほどだ。 これはこれで凄いね。
今日の醤油・中華甘味噌味ではオビクワ の勝利が確定
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ 魅力をあとあとまで残している味 まだ飲み足りない
味の濃さ率 ☆☆★★★ 2つ 味そのものは軽めなのが不思議だ
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 今日の甘め醤油系には間違いはない
計9 売価680円÷9= の結果は?
コスパ度・このワインの総括
コスパ度75.5円 コスパではかるとこの魅力は通じにくいな
ハズレない人のペルソナ
ピノタージュは恐れず、チャレンジする人のみ歓迎するワイン