これはカベルネよりカルメネール派
Season3、という定義は今まで飲んできたリピートワインの総括と、定位置の確認のため、飲み比べを含めて総合的にそのワインを再評価しているレビューのシリーズのこと。
マイ・スタンダード「ワインオクターブ論」をまじえ、本日のシーズン3に取り上げたのは!
これもはるか昔からずっと飲んでいるワンコインだ。正式名称でいこうか
ビカール デル・スール カベルネソーヴィニョン Aves del Sur Cabernet Sauvignon
こちらもどこでも手に入る。今日はスーパー・ヤオコーで648円(税別)で買った。老舗チリカベ。レビュー当初から飲んでいる常連ワインだ。
- 2019年1月(これが最初)
- 2019年5月(初期の濃い赤ワイン・ワインチャート作成。苦労したのになかなかレビューされない)
- 2020年2月(VSインドミタ )
- 2020年2月(VSサンライズ)
- 2020年2月(VSコノスル )
- 2020年4月(おなじみの姉さん-repeat-)
- 2020年8月(リアルワイン番付表8月)
現在の番付表は、東の関脇。(8月場所現在)
とにかくレビュー当初の1月より、ずっと掲載されている。
ワインの試飲結果
◆3/4オクターブ ➕1ハイ
【解説】 本来の力はオクターブでいくと音域は狭い。初め辛い感じの印象で、何とか乗り切ってきた。
その理由を考察‥
開けたては少し固い。酸味もあり日頃のチリカベと比べると、やや薄く弱い。オークの香りはまだ強くカベルネソーヴィニョンとしては、及第点だ。
シビアなチリカベ 比較になると、これが変わるか?
今日のメインは、ストロガノフ風のチキン煮込み。味はかなり濃いめなので、中途半端なカベルネでは、おかずに負けてしまうくらいにおいしかった。
チリカベの対戦相手はというと‥
VSコンドル
チリカベのド級の安定感、コンドルと対決か!
ここはキツい。相手が悪いというか。
性格はマイルドでどんな料理とでも合わせられる実力の持ち主だ。デルスールが苦手とするチリカベだね。
デルスールの方が辛いはずなのに、薄カルに感じてしまう!
ここは惨敗、コンドルの勝利だ。
もう1本は、スリーメダルス。
でもこちらのワインは流石に味が抜けてた。勝負にならず。
オクターブも弱めで参考程度に飲むだけでおしまい、お疲れ様です。果実味は残ってたね。
このワインの総括
当初より番付としては上位にあがってよかった、というところだが、何か自分の好みとしては、同じデルスールでもカルメネールの方が甘さのバリエーションがあり、良い感じに思うのは気のせいか‥ここは後追いで買って飲み比べしないと完全ではないね!
ハズレない人のペルソナ
老舗(モトックス)という響きにつられてしまう人