こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
9月最初の土日も、ヒンヤリした日でした。この土日でワインを多めに買い込めました。来週からのレビューでお披露目いたします。
飲んでも次々出てくるオーガニック赤ワイン、まだメジャーどころをレビューしていませんでした。メルシャンが引いているフランス赤ワイン、ならば無視する訳にはいきません。
ベル・フルール オーガニック メルロー Belle Fleur organic Merlot 2018
こちらは、いつまで経ってもワイン棚が不足が解消しない、カインズにて買いました。800円(税別/880円税込)というナカナカの価格です。
透明のボトルが、気持ちを萎えさせます。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ベル・フルール」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
久しぶりに味わう「カーッ」とくる感じ。辛い。
■ワインオクターブ論的には
1/3オクターブ

その理由
世界最大クラスのオーガニック認証機関「ECOCERT」のマーク(ジャパン)があります。

「世界の三つ星レストランで選ばれるフランス最大のビオディナミ実践ワイナリー「ドメーヌ・カズ」がプロデュースしたオーガニックワイン」
「ベル・フルール」とはフランス語で「美しい花」を意味します。カシス、チェリーやプラムのようなリッチな果実のアロマに、たっぷりとした厚みと豊かさのある柔らかい赤ワイン。果実味豊かな飲みやすいオーガニックワインです」
- 原産国 フランス 2018
- 有機農産物加工酒類
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 メルシャン
単独飲みのインプレッション
色 明るいナショナル?(昭和生まれには通じるジョーク)
熟度 このメルローは熟推進タイプではありません
オーガニックを連続してレビューしています。過去はこちらから↓
フランスのメルローワイン、でオーガニックという少し変わり種です。
普通ここまで聞くと「さあ」と気負う感じですが、メルシャンが透明ボトルで販売している時点で、勝負は決まっているようなもの。
ここまで、酸味が強い辛さはオーガニック以前に、ワンコインワインでさえもなかなか巡り合いません。
実は、何とか褒めるポイントが見つからないか、このベル・フレールを3日間連続で飲んで探していました。
それが日を置いても「褒め」ところ出てきません。残念。味は酸味は上がって、辛さはぬけず。メリットの自然派らしい果実味だけが抜けて、ボリューム感もしぼみました。
今日のメインは、豚肉生姜焼きでした。正統派のご飯ススムメニューです。焦がし気味の醤油ダレに、ワインは完全に負けています。
前回レビューでも軽く触れたように、オーガニックのタヴェルネッロと対戦しました。


オーガニック同士で大きく差を感じた、というより味わいが超「辛い」ワイン好きな人であれば、案外イケるかもしれません。単純勝負は、タヴェルネッロの上手投げで勝利、です。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ 何か良い点を探したかった‥
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ 軽いくせに辛く、酸も強くいただけません
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ でも辛い醤油味には負ける、という難しいワイン
星の数は計5個 800円÷ 5= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度160円。 昔のフランスワインの悪いところが集まってしまいました
初心者へのおすすめ度 : このタイプは飲んではいけません 5点満点で1点のオススメ。