体調というか精神的には相当疲れていますが、前から気になっていたお店に寄って初購入したワンコインワイン、を紹介します。
モラダ MORADA tempranillo-garnacha
スペインものです。購入先は「肉のハナマサ」です。入ろう入ろうと思ってましたが(プロでないから)何故か躊躇していて、入店も購入も全く初めてでした。とてもおもしろい棚揃えですし、見たことないワインも多く初めに何選ぶか、正直迷いました。 これからちょくちょく寄らせてもらいます。
で、コスパ重視でもし当たりがでれば、みっけ物!という願望含めて、最初の1本は驚き価格358円(税別)のモラダです。
まず飲んで
まずは色薄っ、と素直に誰でも感じますね。味もそれなりに。
■ワインオクターブ論的には
本来のテンプラニーリョは、このくらいのレベルなので不満はなし。不満というのは、期待の裏返しなので、そこははじめから持っていません。
1/3オクターブ
まあ300円台ですから、買う方は普通わかっているはずです。
その理由
説明文は「特徴」がまあまあ書き込まれています。
「上質なテンプラニーリョとガルナッチャを使用し、深い赤紫色(*!)と赤いベリー系の香り、タンニンは非常にソフトで果実味溢れる味わいに仕上げました。
*インプレ注釈 〜色が深い、と言い切るのは正しくないと思われます〜
- ワインのタイプ 軽口から重口まで5段階の 「3」
- 原産国 スペイン
- アルコール度 12%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)、酸味料
- 料理 肉料理全般、グリーンサラダ(!)、フレッシュチーズ(!)
- 輸入者 花正 (直販?直卸ですか!)
*食べ合わせで、サラダとフレッシュチーズが出てきたのは、自分の記憶上「初」です。
VS カネパ・カルメネール
初見のワインには、前頭筆頭をまずぶつけて様子をみる、のが定石ですね。
対するは、カネパ・カルメネール です。登竜門的なワイン、というかここで勝てないと当然上にはいけないし、負けるにしてもどのくらいの負け具合で番付がわかる、指標となるワインです。
今日の勝負もあっけない感じです。秒で勝敗がつきます。
とても残念ですが、カネパ・カルメネールに対して、モラダは香りも負ける、体力もない、コクは当然でてこない、と3重の苦しみに襲われています。
軽い味はテンプラニーリョの特徴なので納得しますが、フランスワインのダメなやつ・どうにもならない程軽い、という残酷なテイストとは違います。
今日のメイン、チキンのオーブン焼きと軽いフレイバーはあっていました。
勝負では、モラダは負けますが、コスパを目指すという心意気、多くの人に飲んで欲しい、というガッツは認めるワインです。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆★★★★ 残念ですが☆は1つでご勘弁ください
味の濃さ度 ☆★★★★ 昔からのスペインワインの特性は良くでています
食べ合わせ ☆☆★★★ ソース系でない肉料理、塩胡椒の料理にはすっとはいります
星数は計4個 358円÷4= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度は89.5円 コスパが100円台にならないことが実力の証かも
ハズレない人のペルソナ
ワインの楽しさを皆に与えたいという夜には最高の1本