オーガニック対決2 レゾルム・ド ・カンブラス CS VS ネーロディトロイア ビオ

この記事は約3分で読めます。

12月でオーガニックだけをまとめる、と宣言した第二段。新規ワインも交えて、番付表にあらわれない「オーガニック」好きという切り口でまとめてみます。

レゾルム・ド ・カンブラス オーガニック  Les Ormes de Cambras Cabernet Sauvignon organic

フランス正統派オーガニックです。Pays D’OCですが。こちらも意外にオーガニック安ウマの宝庫・Mr.Maxで899円(税別)にて購入しました。

聞いたことがない、フランスワイン。しかもオーガニックという今までだったら「負」の三重奏を買う、という選択はありませんでしたが、今回の趣旨であれば喜んで!トライする絶好の機会です。

まず飲んでみて

そこそこのオーガニックとして実力あり

■ワインオクターブ論的には

仏ワインでペイドックの割にはカベルネの旨さあります。

3/4オクターブ+1Lo

その理由

説明はサントリーの肝入り・力作です。

「南仏の太陽で育った有機栽培ぶどうを厳選し、ぶどう本来の美味しさを最大限に引き出しました。カシスやブラックチェリーを連想させる豊かな香りと果実味、心地よい余韻をお楽しみください」

  • ワインのタイプ ミディアムボディ
  • 原産国 フランス
  • アルコール度 14%(これが美味しさの秘密!か)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ
  • 輸入者 サントリーワインインターナショナル
it bio009

定番のEU欧州連合のオーガニック認証マーク以外に、フランスの農林水産省が保有する、ABマークが入ってます。ABとは「Agriculture Biologique」有機農業の意味、だそうです

VS ネーロディトロイア ビオ

レゾルム・ド ・カンブラスもやっと対戦される側から、対戦する立ち位置に変わりました。(これで過去リンクにやっと貼れます)

今日は同じくMr.Maxのオーガニック推しであるネーロディトロイア ・ビオと対戦しました。

イタリア対フランスワインでしたね。ネーロディトリアという品種も9月に初めて飲んだのでした。滑らかさの理由は、ブドウの果実っぽさ全開ですね。ただこのプーリア州ワインの特徴でしょうか、イタリア特有ワインにある舌離れ感が早く、早めにすっと消えてしまいます。ひとことで言えば、比べてしまうと味が浅い

対して、カンブラスは、甘酸っぱいカベルネの長所を生かして、長い余韻が残ります。好き嫌いで決めるこのブログでは、こうなると勝ち負けは決まりです。値段差、というもともとの体力の違いを加味しても、

ここも、レゾルム・ド ・カンブラス勝利となります。オーガニック勝負では連勝を続けてますね。

今日のメインは、週末の定番となりつつあります「ブリオーブン焼き」でした。このおかずは(再三いうてます)ワインの本性を丸裸にさせます。料理との相性よりも、ワインそのものの評価にはとても中立的な、良いおかずです。

同じCS、G7とも興味本意で対戦してみました。カンブラスは甘みをより強く感じ、G7は程よい辛さを感じるという結果でした。どちらもウマい。

上のCHECK結果は、どちらかというと番付表向けです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★ 普通に仏ワインでも好評価です

味の濃さ度 ☆☆☆★★ パワーは標準的ですが、余韻がある分お得

食べ合わせ ☆☆☆☆★ 塩味で十分ならばクリーム系はさらにおいしそう、期待を込めて4つ

星の数は計10個 899円÷10=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は89.9円  コスパ的にはまあまあですか

ハズレない人のペルソナ

オーガニック初心者にもどちらかというとフランスワインを認めている人にも

なかなかいい傾向です。