仏VS伊 お手頃赤ワイン対決 ~総論~

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本日のおウチメシ後、妻との雑談でひらめいて、この話題に触れようと思いました。

世間の人のワインに向き合う感覚というか、その想いについてのお話しです。

妻がインスタにハマっている、ということは書きましたが、インスタ投稿の「タグ」付けでライフスタイル的な言葉を入れると、ワインに関する画像とコメントがまあまあ入るようです。もちろん夫がワイン好き、という関連は全く無視している前提です。

そこでガツんときたのが、若めの主婦から「夕ご飯は、お手頃ワインで✖️✖️でした!」というコトバ。

今の人が使いそうやね‥ コレもらっとこうか‥   

ワンコインワインというのが、少し業界的というか硬いイメージがあったのに、お手頃ワインという言い方は、食後にテーブルをフマキラーでアルコール除菌スプレーをシュッとしたくらい、肌感あります。

では、ここで想像するに「お手頃な」フランスワイン、イタリアワインとは何?やろ、ということです。

これは受け止める側で、大きく変わることでしょう。振り幅大きすぎです。

●価格は、1000円以上? 500円以上?

●産地だったら、ボルドー?ボジョレでもいいの? トスカーナ?

●原産国が、イタリアが庶民的?フランスがお高いの?それともチリがお手頃?

●品種が、聞いたことがあるカベルネソーヴィニョンがお手頃? ブレンドワイン?それともピノノワールがお手頃と感じるのかしら?

わたしには、飲む人のワインに対するお手頃」の基準やモノサシは全くわかりません。

でも読む人には、案外ここはビシッと決まっているようです。 というのは、

ブログを覗いたら記事ランキングに昨日UPした「キャンティ」が上位に入っていたことからも思いました。

「キャンティ」っていうのはイコールお手頃なんだ、ということです。

わたしには1985年にバイトで手伝いにいった霞町の「キャンティ(CHIANTI /イタリアンレストラン)」のイメージですし、またその頃のイタリアン全盛時代のイチバン手頃な赤ワイン、としか思い出されません。まあ、どんなワインでも思い出とともに刷り込みはありますので。

本題に戻します。

お手頃ワイン、で想像するフランスワインとイタリアワインを対決させたらどちらが勝つ?と思いました。

で、今日残っていたイタリア代表(仮)キャンティ・センシィサッフォとフランス代表代行(仮)のレ・ミューズ・ド・ラ・ヴューヌを飲み比べました。

Ittalia, sangiovage
France,Pays d’Oc,Cabernet-Merlot

これが、本来なら イタリア代表はグランデ・アモーレかもしれないですし、対抗するフランス代表はシレーヌ・デ・ペラルかもしれないし、たどりつけない迷酒、アイコニックかもしれません。

今日の対戦は引き分けです。キャンティへの思いは強いものの、実力では無名のラ・ヴューヌの方があったからです。

ここはワンコインの中で、仏伊それぞれ代表3傑対決でもしないと、私の中ではどちらが上?か結論は出てこないでしょう。

お手頃ワイン、の価値は飲む人が決めるもの、という無難な総論で、今日は許してください。