シャトー・ル・ルドン ~part2~

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昨日の政府からのお達し(価格の表記の仕方)ニュースになってましたね。今日知りました。

国税庁より、はしょっていえば、総額表示【消費者に商品の販売やサービスの提供を行う課税事業者が、値札やチラシなどにおいて、あらかじめその取引価格を表示する際に、消費税額(地方消費税額を含み)価格を表示すること】について、消費者に対しては総額表示が義務づけられる、ようです。

まあ、このブログでは順守すれば特に問題はないかと。

昨日飲んだフランスワインを今日も対決させて、その実力を検証します。

シャトー・ル・ルドン Chateau LE Redon

VS エミスフェリオ・カベルネ・ソーヴィニヨン

同じくOKストアで買い飲むまでは期待の星だった、エミスフェリオ・カベルネ・ソーヴィニョンと飲み比べです。

Chile,cabernet sauvignon

メインはブリのオーブン焼き。オリーブオイルをかけて高温で熱すると、身がほろほろに溶けて美味しく仕上がります。

ボディの重さシャトー・ル・ルドンの優勢ですね。エミスフェリオの方の口当たりが、どうしても軽くなります。

全体の味は、エミスフェリオのカベルネが勝ちます。POPで、チリとは思えない軽やかさの中に、良い風味を感じました。この感じは、ル・ルドンからは決して醸し出されません。2日かかっても固さが取れずに独自の渋みが残ってしまいます。まあ相入れないな〜。

VS バティス・デュ・マルキ/メルロー

次に飲んだのは、バティス・デュ・マルキ/メルローです。

France,Merlot,Pays D’OC

このワインならば、軽さ味ともル・ルドンが遥かに凌駕する?とひとくちグィと飲みほします。

「あれ、熟成度が変わった」

とスグにはっきりしてしまいました。バティス/メルローの角が取れ丸くマイルドになった触感は、舌に触れただけで美味しいと思ってしまいます。残念。ここでも、ル・ルドンは押し出しで負けです。

VS シャトレ・デ・クロ

最後はどうしても昨日の結果に納得できずに、再戦させました。シャトレ・デ・クロ とともに。

France,Bordeaux,

これだけ飲んで、同じ味のはずがない!自分の味覚がボケたのかい!と。自問自答。

今日も飲んで傾向は確かに似ていることは確かでしたが、ハッキリ言えることがありました。

クラシック音楽の楽譜は古典的に同じものを演奏します。当然、指揮者や演奏者によって聴こえかたに差が出ます。youtubeでも、違いがわかるくらいですから。

そんな演奏のコメント欄にいい言葉がありました。「音の一粒、一粒が際立っている」

正に今日のワインの違いはそこです。デ・クロは同じフランスものでも、個性がハッキリ主張する味に変わりました。後はこの味の解釈次第です。もわっとしたル・ルドン VS 主張するデ・クロ。さて‥

極私的に言うしかありません。このフランステイストは受け入れがたいので、ル・ルドンを勝ちとします。本当に好みだけですので‥。

対戦を通じてル・ルドンの番付は、スッキリ決まりそうです。