オーバーフロー プティヴェルド 昔の高校生・青春の1ページ

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

今週はシルバーウイークだったのに、全く恩恵を感じられない日が続きました。わたしも十分にシルバー世代ですけど、席をゆずられる必要もないほど、電車もガラ空きですから!残念。

OKストアで、前からその存在は認識しつつ、まだ買わなかったワインの登場です。

こちらも、またワンコイン赤ワイン史上「初登場」ブドウ品種で間違いない、豪/オーストラリア産ワインです。

オーバーフロー プティヴェルド Overflow Petit Verdot

798円(税別/877円税込)で買いました。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「オーバーフロー」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

「買い」でいいと思います

まず飲んでみた感じ

甘酸っぱい味、につきます。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1LO

リアル青春の味。ツンとくるな〜

その理由

プティ・ヴェルドはブレンドとしては飲んでるかも?という程度で情報と舌の感覚がマッチしてません。ググって確かめてみました。南オーストラリアのビクトリア州産ですから、単一品種のワインでしょうか。

「このワインはオーケー(株)と岩田渉ソムリエが厳選したオリジナルワインです。岩田ソムリエは、第8回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝、第4回A.S.Iアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール優勝の実績を持つ、日本で注目されているソムリエの一人です。凝縮感と濃縮感に富む黒ブドウ品種、熟した黒いフルーツのリッチな味わいに、甘いスパイスが加わる。柔らかいタンニンが印象的なフルボディで充実感ある味わい。牛肉のすき焼きや豚の角煮に」

「熟した果実を感じる濃厚な味わいが特徴」

 

  • 原産国 オーストラリア ビクトリア州
  • タイプ: フルボディ
  • 飲み頃温度 15°C (低め)
  • アルコール度 13.5%(高め)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   ジーアールエヌ

POPの裏にもたくさんありました。

おすすめPOINT!

☆ワインの味わい

深みのある濃い凝縮感、そして力強さを備えたフルボディの赤ワイン。熟したプラムやダークチェリーの濃縮したフルーツのフレーバーが、味わいに奥行きと深みを与えています。

☆オススメ料理

柔和なタンニンが感じられるワインには、同じように柔らかい食感と味わいを持つお料理と。豚の角煮の脂身がもたらす滑らかでコクのある味わいとは、最高の相性をみせてくれます。または、少し贅沢に牛肉のすき焼きとも!割下に赤ワインを少し加えるのもおすすめです。

単独飲みのインプレッション VS センシィ・コレチオーネ

  なかなかあかるいです。薄め、光沢は鈍めですが。

熟度 このワインには感じるほどではありません。

またまた、めったに味わえない赤ワインを飲んでみました。とてもHAPPY感で満たされてます。

豪州ワインで、プティ・ヴェルドの赤。酸味が爽やかに、はじめ入ってきます。昔の高校生のような甘ずっぱい青春の味ワインですが、お子様向けという意味ではありません。

若いチェリー系の果実味が魅力的で、潤っている感も満載です。ワインに触れたはじめから、舌の上、喉の奥に入るまでに味のストーリーがある、貴重なワインだと思いました。

メインは、青椒肉絲です。ジャガイモの細切りと豚の脂身の甘さが、程よく本日のワインとマッチしております。おいしい。

ちなみに、イタリアの至宝 センシィ・コレチオーネ と飲み比べてみました。

italia,Puglia

どちらも、甘み酸味があっておいしいのですが、センシィの重さが違いすぎます。まるで中国南部を流れる「大河」と、大雨ですぐ氾濫警戒される「神田川」くらいの差があります。フレイバーの厚みの凄さは、とても比較になりません。

オーバーフロー/プティ・ヴェルドはこれからも飲みたいですが、勝負はセンシィ・コレチオーネの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  興味を引く、クセになりそうなワインのひとつ

味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ   濃さは甘さにくらべてもう一つ。

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ  すき焼き、なんて贅沢しなくても青椒肉絲で十分

星の数は計9個 798円÷ 9= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度88.6円。 本当に熟成されたプティ・ヴェルドは飲んでみたい

初心者へのおすすめ度 : POPさをどう感じるかで変わります 5点満点で3点のオススメ。

飲みやすさは十分で、軽さも果実味でカバーできるワインが、こちらですね。ブドウ品種のプティ・ヴェルドは、若くてもピノのように跳ねっぱなしじゃないところが、好感触でした。