毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
台風が珍しい進路で向かっているとか。シルバーウィークも予定が立ちませんね。わたしは家飲みしているだけですが‥
会社カンヅメ状態だったので、帰りくらいは、ワインをのぞかないと精神がもたないと思い、やまやの棚を見ましたが、何と「変化なし」
久しぶりに、何も買わず「手ぶら」でお店を後にしました。
こういう時用という訳ではないですが、チョイ前にOKストアで買っていたワインをレビューします。
ワンコイン赤ワインで「初登場」ブドウ品種です。
センシィ コレチオーネ プリミティーヴォ SENSI Collezione Primitivo igt Puglia
798円(税別/877円税込)という価格でした。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「センシィ コレチオーネ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
まず飲んでみた感じ
一口目の印象はとてもいいです。Good taste!
■ワインオクターブ論的には
1オクターブ+2LO
甘さ抜群のふくよかさは、度数14°Cだけのせいじゃない。
しっかり目なのに優しい。
その理由
ラベル裏は縦長で、いろいろ解釈が書いてあります。
「南イタリア・プーリア州を代表する黒葡萄プリミティーヴォ100%使用」
「熟した果実を感じる濃厚な味わいが特徴」
- 原産国 イタリア・プーリア州
- タイプ: フルボディ(言い切りました!)
- 適温 18~22°C (この推奨幅は奥深い自信)
- アルコール度 14% (こちらも超濃い)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 三菱食品
受賞マークなんて無くてもいい、という潔さがあります。
単独飲みのインプレッション VS フィンカ・エスコンディダ
色 標準的 フィンカと比べおなじくらいの違い
熟度 ふくよかです
南イタリアのプリミティーヴォです。同じイタリアでも、なかなかプーリア州の赤は飲む機会がないし、ましてワンコインで飲めるとは思っていませんでした。
なんという母性豊かなこと。葡萄が甘噛みする、包み込むような味わいはクセになります。
はじめから飲み終わりまで飲み口が均一、ということは一定の濃さが担保されている証、ですね。少々の空気が入ろうが、味は変わらないよ、という作り手の熱い気持ちが伝わります。
メインは、チキンオーブン焼きでした。仕事から帰るとあまり夕飯まで時間がないので、時短メニューです。副菜のナス焼きは高評価でした。どちらも今日のワインと、とても合ってました。
対戦は個性派マルベックの、フィンカ・エスコンディダです。
フィンカは、かなり辛味の個性が強いです。対照的に、母性のプリミティーヴォは豊かで旨味あるタンニンと共に攻めてきます。がっぷり組むと、甘みの方が粘って美味しさが増します。
濃いウマの本領発揮しましたわ。センシィ・コレチオーネの勝ちです。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ 素直に単純にまた飲みたいと思った
味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ 濃いし美味いし手強い甘さ。
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 薄めのお肉では濃い味付けでも『弱いかも』
星の数は計12個 798円÷ 12= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度66.5円。 プーリア万歳!好きです
初心者へのおすすめ度 : これを嫌いという人がいるでしょうか 5点満点で5点のオススメ。