ピリ辛にあう今日のキングは プダ
ここでは行司役と呼ぶ、今日のメインおかずは牛肉とピーマンの中華甘味噌炒め。で残っている各種ワインを飲み比べてみた。
味の傾向は、少し辛めの香辛料も入れて、甘味噌ダレは濃く利いており、全体的によく焼いた牛肉にもハードめに絡んでいる。
さて、本日もまずは結論ありき
結論、いちばん美味しく調和したワイン
イオンのプダ、カベルネソーヴィニョンだった。

5月場所の番付では、東の小結。コスパ度@58円(ランキング44位・損はしないという順位)
なんでこうなるの?
味の違いや差は、とにかくピリ辛との相性です。
唐辛子を少しまぶしたので、牛肉は締まった辛さ。じわっと、ではなく噛んだ瞬間からツーンと抜ける辛みがついている。
チリワインは当然これより何十倍も辛い料理で育ってきたであろうし、世界でもまだ見ぬ唐辛子もゴマンとあるはず。辛さがワインに合わないはずがない、特にカベルネには最高でしょ。
本命は当然、番付上位のワインたち。まずはヒーローズから

落ち着きは盤石だ。でも何かおとなしくも感じちゃう。おいし〜と、誰でもわかりやすい感想にならない。他を飲んでみないと、この味のポジションがわからん。
そして、最近の定番、モーンスーンは?

残念、今日は合わなかった。オークっぽさが逆にあだとなる。雑味に感じてしまう。ピリには、ワインの余計な味の要素はいらない。もともとの薄さを広げてしまう感じ。
では、カネパ・カルメネールはというと

正直ピリ辛にあう。ワインが上にきちゃうくらい。この主張が仲良く呑んでいられる仲か、というとそう長く続かない。ひとの自慢話しは聞いてられないからね〜
ならば、エル・ハワード、チリカベルネの一押しはどうだい?

少し今日は違うなあ‥ 何だろう、これもワインワインと味が全面に出たいタイプなので、おとなしめのメインにはブイブイ言わせられるけど、少し主張の激しいタイプとは、バチバチ喧嘩しちゃう。もう少し自分を引っ込められれば、中華(甘味噌)とは合うかもしれない。
となると、何だ?という訳で優等生、クラス委員のプダ・カベルネだ。

牛肉との強烈に相性がいいのか?味付けが何であれ、噛んだ旨味とこのプダ・カベルネは自分の中では強烈にしっくりくる。これがプダ・シラカベだと違うんだな。シラーズの甘さはいらないから。
ともあれ、これも新しい発見です!
*最後にコンドルは?と思って舐めてみたが、違った。濃く辛い味とワインの表面が辛いだけの差がある。辛さで押され負けしてしまう。