カンティナ・ラヴォラータ 昔飲んでた 今気づく

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オーガニックのイタリア/ネロ・ターヴォラと比べるワイン探さなくちゃ、というモードでいたので、まさか今日のワインがリピート(以前買った)ワインだったとは‥。

WEBのタグにカンティナと打ち込んだら、そこで文字候補が出てきたので「まさか?」と検索したら、ハイ、もう飲んでました2019年7月が初レビューです。失礼しました。

オーケー・ストアで2年ぶりに買った(味も印象も残ってない)シチリア州のワインの検証です。

カンティナ・ラヴォラータ ネロ・ターヴォラ Cantine Lavorata Nero d’Avola

小売価格は450円(税別、495円税込価格)は2年たっても変わりませんが(当時のコスパ度50円)裏書き等、詳しく書いてなかったので、今日は少し深掘りしてみます。

ひさしぶりに飲んだが

上位に来ていない理由がハッキリしました。

■ワインオクターブ論的には

イタリアワインとしては、ごくごく標準的なテイストとボディです。

半オクターブ+1Hi

その理由

裏書きの説明は結構本気です。

「シチリアは地中海最大の島で、良質ワインの生産地でもあります。ブドウ品種はネロ・ダーヴォラでシチリア州の上級ワインに用いられる品種で、格付けされたワインです。鮮やかなガーネット色で上品な香りと、バランスのとれたボディを持つワインです。飲み頃温度は15°C前後です」

  • 2019年産 シチリア州赤ワイン
  • ワインのタイプ 渋みが豊かで果実味は控えめなバランスの良い味
  • 料理のタイプ ペッパーステーキ、トマトを使ったポトフ
  • 原産国 イタリア
  • アルコール分 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 東亞商事(株)

VS ヴィテッセ ネーロ・ダーヴォラ 

このオーガニックワインと比べてみたい!ここからはじめないと!とまず強く思ってました。

ヴィテッセ ネーロ・ダーヴォラ オーガニック

Italy,Nero D’avola,organic

同じネロ・ダーヴォラです。シチリア育ちのカンティナは、グラスに注がれたヴィテッセと比べると少し薄いので、そんなものか、と考えてました。

実力ヴィテッセ・オーガニックの果実味は衰えしらずです。自然派の名の通り、味も相当備わっています。

イチバンの違いは、渋みでした。カンティナ・ラヴォラータはまだ若さゆえの渋さが、ブドウに残っています。バランス的には、いいテイストというか特徴的な風味で好みなのですが‥

ボディは軽みを感じるためどうしても、対戦するとスタミナがなく打たれ弱く見えてしまいます。スッキリめで、味のぬけは早いです。

となるとヴィテッセが当然優位で、勝負には勝ちます

ヴィテッセ芳醇な果実味と、甘さが特徴的です。ボディは似た軽さなのに、骨太というか野生のジャングルで育った筋力や、迫力がありますね。これは、シチリアのぽかぽかの日差しで育ったおぼっちゃまでは、野生のフィールド対決には勝てません。

外は桜満開です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★ 2つ  ネロ・ターヴォラならばヴィテッセ選ぶので

味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ  ここは残念です、軽量級はイコール薄くないだけに 

食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ  メインの中華と合わせた方が、味の差は少ないです

星の数は計7個 450円÷7=  の結果は、

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は64.2円  以前のコスパ度よりも14円下がりました。いいワンコインワインがどんどん増えているので、ここは客観的に判断しないといけません

ハズレない人のペルソナ

年老いて郷里を懐かしむようになり、若いときの過ちも大きな心で許す気になった人

美味しさも、月日がたてば変わります。信じられるのはワインの「濃さ」だけです。
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