こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
イマは嵐の前の静けさ、という感じです。気候も夜・窓をしめると暑いし、朝方は逆に冷えて布団がほしいくらい。いろいろ動き出しそうな予感がします。
今日のように余裕のある時は、チャレンジ!しないともったいない。
ということで、お初のスーパー・カスミを開拓してきました。見慣れないワインありました。
ベリーニ・キャンティDOCG BELLINI Chianti
めずらしくキャンティ、を続けたい気分です。750円(税別/825円税込)。純粋にノーマルのキャンティ・ブランドとオーガニックで比べるとおもしろいかな〜と思ったので。
どちらも、1000円以内ですからハンディなし、です。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ベリーニ キャンティ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
同ブランド対決は、勝ち負けがはっきりしすぎて、かわいそう。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ+1Hi
イタリアの中でも、有名どころだけに珠玉混合、ということですか?
その理由
表ラベルは地味目です。裏ラベルの情報は豊かです。
「キヤンティはイタリアを代表するトスカーナ州の辛口赤ワイン。苺やラズベリーの果実香に黒胡椒のニュアンスがあり、スパイシーで深みのある口当たりが特徴です」
- 2018年
- ブドウ品種 サンジョベーゼ主体
- ミディアムボディ
- 適温 14~16度
- 合う料理 ボロネーゼ、ソーセージ、生ハムのピッツア
- 原産国 イタリア
- アルコール度 12.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 スマイル
DOCと似て非なるDOCG(最高格付け)の違いについては、リンクをご覧下さい。
単独飲みのインプレッション VS キャンティ・オーガニック
色 キャンティ同士の色は何とかわりません!
熟度 でも味の厚みが違う、とは何事か
あくまでの自分の肌感でいくと、フランスのIGPとVans de tableの違いと、イタリアのDOCGとDOCの差は、フランスワインの方が「謎の味」ワインが格上の評価をくつがえすことが多く、イタリアワインは絶対的に下剋上はない、と考えます。
あくまでも、「安め」ワンコインワインの中のお話しで、しかもイチ個人の経験談です。
キャンティ・オーガニックのぶちかまし、は相当パンチ力があります。ベリーニも名門家のはずですが、とても歯が立ちません。
売価以上の差を感じます。
まずは、味の厚みと奥行きです。ベリーニの軽いタッチに比べて、飲んだ後のオーガニックの世界が広いことよ。素晴らしいワイン。
果実の香りも、「ベリーニ」のイチゴ系の赤果実は、軽くスッと早めに抜けるんです。でも飲めないくらい軽い、サンジョベーゼではありません。明日確変する可能性も大です。
メインは豚ロースのカリカリ焼きです。ロースの脂がうまく溶けて、ごはんのおかずには最高です。じゃが(ですが)です!ベリーニ・キャンティの底の薄さが見えてしまい、飲みやすさからどんどん飲んでしまうのですが、印象に残りません。
今日の対決はVS キャンティ・オーガニックの前に屈します。ノーマルの普通のキャンティ・ベリーニ・キャンティの負けです。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ 苦しいです。キャンティのひ弱さでてます
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ 同ブランドでの飲み比べは過酷です
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ ロース肉の脂身にははよく合います
星の数は計5個 750円÷5= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度150円。 キャンティはあらためて世界の最大公約数側に寄っている、と感じました
初心者へのおすすめ度 : この手のワインの飲みやすさを感じろ 5点満点で3.5点のオススメ。