こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
意識しないで、いつものスーパー・ヤオコーに寄ったら、
「何と」全ワイン20%OFFの日でした。月1なのでもう少し意識しろ!とツッコミ受けそうですがこのタイミングはなかなか合わせることが難しいんです。
せっかくだから、少し背伸びしたワインにチャレンジしました!
カンポルーチェ キャンティ オーガニック CAMPOLUCE Chianti vino biologico DOCG
オーガニックです。最近の流れを止めずにいきます。でも超メジャーのキャンティ・ブランドでオーガニックがある、とは予想外でした。2割引ありで、878円(税別/965円税込)の価格はご立派です。コルク栓でした。DOCGワインです。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「キャンティ・オーガニック」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
最初の印象は、とても「つれない」感が満載です。少し突き放してきます。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ+2Lo
見た目は軽いのに、高飛車ですか?
その理由
コルク栓ワインの重厚感は匂わせます。裏書き説明文はあり。
「有機栽培葡萄を100%使用した赤ワイン。心地よいフルーツのアロマとベルベットのような滑らかなタンニンが特徴です」
- 2019年
- ミディアムボディ
- 飲み頃温度 16~18度
- 有機農産物加工酒類
- 原産国 イタリア
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 三菱食品
EU欧州の認証マーク入りです。
プラスPOPもワインに掛かっていました。
単独飲みのインプレッション VS トリフラ他
色 一連のオーガニックと色の輝きは変わらず トリフラでも同じくらい
熟度 1日目はさほど感じません。2日目以降に本領発揮
イタリアものもよく見ると、まだワンコイン価格で隠れているようです。しかし、今回のキャンティは特別です。
従来までのキャンティのレビューはザックリこちら。
掘れば掘るほど深い、のがキャンティ。でも有名すぎるので、分からないくらい数多くのワインが排出、輸入されています。
このオーガニックは開けたとたん、の豊かなフレイバーが充満しました。香り推し。
次にグラスから喉を通る前に、鼻腔をせめ、次に喉を樽感っぽくこれが「キャンティ」だ、という味に占められます。いい感じです。
オーガニックさが、少しもわっとした仏のブドウのフラン的な香り、に振られているかもしれません。ここは私的はマイナスです。タンニンどうこうのレベルではありません。
初日は可能性のみを感じただけだった、ため2日に分けてレビューしました。その判断は正解でした。
「まろみ」が2日目ならば強く感じられます。はじめは、POPな世界のマイケル・ジャクソンのように、人気だけ?かな〜と思ってました。
いやいや、いいワインの価値は1日では決められません。
メインは、肉料理・ピーマンの肉詰め、本日は中華風/塩・醤油味の青椒肉絲でした。今日の中華でゴマ油となじんだせいですか、とてもブドウの風味とマリアージュしていました。肉詰めは肉の味に負けています。
対決はVS トリフラや他のオーガニック、VSサニーサイドや、別格の味、VS セダ とも2日間試しました。
キャンティのオーガニックブランドとしては、サニーサイド < トリフラ < キャンティ < セダ の順になります。セダには勝てずとも、サニーサイドには楽勝という結果です。全勝はできず残念でした。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ 味はわかりました。後は売価だけの判断です
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ すぐにパフォーマンスはでません。2日目以降に期待
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 塩・醤油味にはバッチリです
星の数は計9個 878円÷9= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度97.5円。 この値段ならばとても納得するキャンティです。開栓から時間を置くことは必ですが。
初心者へのおすすめ度 : キャンティでかなり信用おける1本 5点満点で4点のオススメ。