キュヴィエ エム マルベック っぽくない旨味

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

すみません。更新遅れました。カルディで買った2本で10%OFFの特売プラスワインのレビューを終えていたのですが、実母が亡くなり4〜5日バタバタして、ブログまで手をつけられませんでした。フ〜。

家にもどって、素直に飲みたくなった赤ワインは、

イエローテイルのカベルネソーヴィニョンでした。

カベルネの優しい風味が欲しかったのかな‥

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カルディ購入ワインのレビューにいきますか!

キュヴィエ・エム マルベック CUVEE M Malbec

2本10%OFFの特例で 898円(税別/987円税込)のフランス・ペイドックワインです。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「キュヴィエ・エム」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

Cuvee 「M」
コスパの悪さを引いても買い」でいいでしょう

飲んでみた感じ

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1Hi

何日間にわたって飲んでも「いい」印象が変わらず、続いていることも評価です

その理由

こちらも検索すれば、カルディのWEBがくわしいです。 こちらのワイン裏の日本語説明は少ないです。以下はWEBの引用です。

「ブラックベリー、プラム、ダークチェリーの香り。スミレ、ブラックペッパー、リコリス、ミネラルのニュアンス。芳醇な果実味にしっかりとした酸味がボディを引き締め、キメの細かい渋味の余韻が長く続く赤ワインです」 

 

 

  • 原産国 フランス
  • 2021年
  • ペイドック/定温コンテナ輸送
  • 中重口/ミディアムボディ 
  • 品種 マルベック
  • アルコール度   13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   オーバーシーズ

おなじみの受賞マーク/ベルリンワイントロフィーがありました。

単独飲みのインプレッション 

  注ぐと割合と明るめ。澄んだ系の色です 

熟度 濃さを含めて考えても、標準的なクセのない重さ

飲み始めは、マルベック特有のテイストが強めの、オーク臭がある香りに圧倒されます。

もっとチェリーっぽい甘酸っぱいテイストか?と思いきや、想像を超えて「重め」の感触が続くワインでした。

味的にも、引っかかりを感じずマイルドでとても飲みやすいフランスワインだと気付きます。仏独特のカベルネフラン臭漂う、ネチっこく辛いペイドックとは一線を引きます。

価格からいってギリワンコインの範疇で「キュヴィエ・エム」を飲めるとしたら、十分納得できるでしょう。このフランスのマルベック味は、ワールドワイドの他国のマルベックの風合いと違ってわかりやすく、飽きがこないので驚きました。

メインは、豚肉ロースのカリカリ焼きと、ブリの塩焼きで検証です。肉魚ともシンプルな味付けのせい?か素材のおいしさを邪魔せず、ワインのいいところだけが引き立つ取り合わせでした。

VS ディアゴナリス と飲み比べました。

ここは数日後のディアゴナリスが覚醒し、風味が倍増しました。グラスに澱(おり)が残るほどの凄さ。見事なタンニンの熟成っぷりを発揮してます。後味も圧倒されます。

最終的な番付では迷いますが、この対戦では、キュヴィエ・エムの惨敗です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  願わくばいつも安く売って欲しい

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   安定した変わらない味の「濃さ」を感じます

食べ合わせ ☆☆☆☆★   4つ  メインを引き立たせる「名」脇役です

星の数は計10個 898円÷ 10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度89.8円。 特別なおいしさ、よりも嫌われないおいしさ

初心者へのおすすめ度 : 当然はじめての人にもマイルドなはず 5点満点の3.5点のオススメ。

フランスではマルベックはそれほどメジャーワインではないはず。でも味が仏っぽくまとまっていることにビックリしました。チリ等南米モノとなると、もっとピーキーにブドウの特徴を際立たせた味が多いせいで、安めの「マルベック」ワインはもっと好みが分かれると思います。

 

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