やまや浜松町店で、やっとスタンプ・カベルネソーヴィニョンを購入できたので、このレビューが書ける。
対抗するのは、同じやまやで購入できる、昨年末にフォローした、米カリフォルニアのカベルネ、コッパーリッジだ。
いいよね。姿だけでも見てて惚れ惚れする。
豪のカベルネ・ハーディーズの中でも500円ワインとして特筆したのはスタンプ。長いあいだ豪のカベルネでは一番に評価してきた、歴戦の雄レッドウッドを抑えて新盟主に名乗りを上げている。
一番の特徴は豪ワインとして比べると、力はやや軽いものの、香りや複雑な味わいを持つ。また多くあるカベルネ・ソーヴィニョンの中でも際立っていたことは、
これが特価500円。
この価格は、なかなか他で対抗できるモノはないはずだ。
ところが、どっこい(古いか)
意外な伏兵が同じ「やまや」にいた。それが、米カリフォルニアワインのコッパーリッジだ。値段は同じく500円棚にある。しかも、飲むととても個性ある「甘み」が。
この対決は見ものだ〜。
行司役は豚肉のニンジン巻きとともに。醤油味のこちらも定番の味付けで両者を比べてみたい。
組みはじめは指し手争いでもみあう。スタンプは正面から得意の右上手をとろうとするが、コッパーがそれを左ではらい、右に回り込む。
スタンプがすかさず突き押しで体制を有利にすすめようとするが、コッパーも踏ん張り、不意に右足でけたぐりに来た。スタンプぐらつく。
という具合に両者お互いの強みを生かした、攻めの相撲が見られた。いい勝負だ。
スタンプは安定して、相対的には誰と対戦してもそこそこ勝てる実力強者だ。
コッパーリッジは強いことは強いが、攻めてに欠けたり相性の悪い相手がいてコロッと土俵に転がってしまう、スキがある。
今日はたまたま、行司役が醤油大好きテイストだったこともあり、僅差でコッパーリッジの勝ち。
1月場所でこの勝負がそのまま番付に反映するか?は未定だが、勝負は勝負。1回でも勝つことはこれで大事なこと、と思う。