毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
サッカーWCup、日本勝ちましたね。10回に1回勝てる?かは何ともいえませんが、結果は結果です。来年はラグビーの番ですが、サッカーよりも番狂わせが少ない競技で、どこまで仕上がりが間に合うか不安です。
またまたコルク栓のスペインワインです。OKストアで購入しました。
バロン・ド・エブロ クリアンサ Baron De Ebro crianza 2019
価格は、879円(税別/966円税込)。さて、いかがでしょう。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「バロン・ド・エブロ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
飲んでみた感じ
■ワインオクターブ論的には
2/3オクターブ
微妙です。浅さもないし、軽くはないしっかり目の味です。
極めて普通。標準的です。
その理由
ラベル裏は、何もありません。WEBで検索しても情報は少ないです。ブドウ品種のブレンド中身でさえバラバラなくらいですから。
- 原産国 スペイン
- 2019年
- 品種 テンプラニーリョ、ガルナッチャ、プラスGraciano又はMazuelo
- アルコール度 14%(辛かった理由)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 東亜商事
クリアンサは、熟成の証拠ではあります。
単独飲みのインプレッション VS レスタック、ムーチョ・マス
色 輝きは少なめ、薄い訳ではありません。中間色
熟度 開けてから何日か様子を見ましたが、「いい」変化はありません。
vinica や、vivino にはコメントがありますが、全体的に情報不足なワインです。
ラベルはきれいなデザインだし、実力は秘めている感じですが、ライトな口当たりです。香りは濃いめの果実味推し、途中からキレキレのシャープな辛味を強く感じます。テンプラニーリョの特徴がうまくでてます。
メインは何日かにわたって検証しました。ブリの照り焼き、牛肉のソテー等。いまいち肉も魚もピッタリくる取り合わせではありません。秋も深まりおかずの味がどれもおいしく、ワインに勝っちゃってます。
こういう時は飲み比べで、客観視します。VS バロン・ド・レスタック とはどうでしょう。
ブドウのブレンド味が違うことで、全く印象が変わりますね。仏ブレンドの渋みは比べると深く、イケてます。ボディはレスタックが全然軽いのに、味が勝っています。ここはフランスボルドーの差で、バロン・ド・レスタックの勝利です。
当然ですが、VS ムーチョ・マスとも飲みましたが、クオリティが違いました。圧倒的にムーチョ・マスが勝ちます。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ 同じ価格なら別のスペインに目が移ります
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ 悪くはないですが、良くもないという濃さ
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ ここも決め手に欠けます。覚醒はしてません
星の数は計6個 879円÷ 6= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度146円。 ここはこんな感じで。ゆる〜く飲むには問題ありません。
初心者へのおすすめ度 : 硬い感じは敬遠されがち 5点満点で2点のオススメ。