毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
某流行り病もそろそろ終息となってきたこの頃、どのメジャーワインでも新製品・リニューアル系をゴリゴリ推している傾向を感じます。
もともとこのチリカベは取り上げてましたが、添加物の関連で番付表から除外してました。
この頃のプダシリーズ全体に、添加物/保存料としてソルビン酸がプラスされていました。そのせいもあり、番付表等から除外しました(2021年12月場所より)個人的理由は、関連記事にてご確認ください。
そこから年月が経ち、2023年のイオンのチリカベ赤ワインが、リニューアルしました。
プダ カベルネ・ソーヴィニョン PUDA Cabernet Sauvignon 2022
もちろん購入は、近所のイオンです。しかも、2本買いのまとめ割りが入って、540円(税別/594円) でした。(もう1本はプダのメルロー)超お買い得です。(プラスで5%割引DAYですがこちらは参考)
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「プダ・カベルネ・ソーヴィニヨン」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
これは、正統派のチリカベです。
■ワインオクターブ論的には
1オクターブ+2Hi

みなさんが、チリカベに通常思い描く「辛味」ある味、とおもって差し支えありません。
その理由とは‥
ラベル裏の日本語説明は、手慣れたものです。
「ほのかにバニラ香を伴うブラックカラントやホワイトペッパー、ワイルドベリーのアロマ。舌触り滑らかで良いストラクチャーを持つワインです。グリルしたお肉なソーセージによく合います」
- 原産国 チリ
- SMOOTH/ミディアムボディ
- アルコール 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ!当たり前ですが変えた姿勢に好評価。
- 輸入者 コルドンヴェール

最近お決まりのひとつ、POPも掛けてありました。

生産メーカーの声と人物像を載せています。
「このワインはぶどう本来の果実味が凝縮されており、ぶどう品種の特徴が表現されています。爽やかでフルーティ、そして繊細で理想的なデイリーワインです」ジョン・ウサビアガ/ワインメーカー
単独飲みのインプレ
色 鈍いダークレッド。深みも感じます
熟度 前より進化した濃さ 何層にも味わいがある

ネットの評価は、まだ新生2022年のプダに対してはコメントが少ないです。
ですがこれは正常進化。とてもいい味です。
ブラック系の果実と胡椒のテイスト。その香りとは別にふんわりとそしてじっくりと感じる2重のくる味わい。結果、なめらかに味わいながらも喉を「辛口」の爽快感とともにしめらせていきます。
メインは、自家製ハンバーグとともに。これ以上ない取り合わせ。挽肉の脂身と辛いカベルネのオークっぽさも口の中でブレンドして、何という至福の味わい‥家庭では極上に入るディナーとなりました。ありがとう!
自分的に、復活したブランドとして、これからもデイリーに追っかけます。
こうなると、「フロンテラ」「グラン・アンデス」「イエローテイル」の実力あるデイリー勢の一角に、イオンの刺客が食い込んできた!という感じですか。飲み比べが楽しみです。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ 添加物さえなければ、もともと実力あるのよ
味の濃さ率 ☆☆☆☆★ 4つ チリカベ正統派の潔さ・本気を感じます
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 辛さ一択で、すべての料理と合わせる勢い
星の数は計12 540円÷12= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度45円 久しぶりの超ハイコスパも、良心価格ありきから。
初心者へのおすすめ度 : 全ワインラバーに向けて 5点満点で4.5点のオススメ