プダ・メルロー2022 CSを超えたか

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

人気が再沸騰するか?イオンの意地がかかったブランド対決の結果でました。

プダ・カベルネ・ソーヴィニヨン2022 のレビューはこちらから

2023年のイオンのリニューアルした、推しブランドワインの続編です。

プダ・メルロー  PUDA Merlot 2022

2本買いのまとめ割りで、540円税別/594円) で買えました。カベルネ・ソーヴィニヨンが、割合と良かっただけに、メルローも楽しみです!

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「プダ・メルロー2022」を店頭で買おうかどうか、迷った人

計3日間掛けて検証しました。これも「買い」で全く問題無し
 

まず飲んでみた感じ

果実味の「圧」強し、です。

ワインオクターブ論的には  

1オクターブ+1Hi+2Lo

メルロー爆発、といってもいいくらいに、全ての魅力が解放されています。美味しい。

その理由とは‥

ラベル裏の日本語説明です。

バニラやチョコレートを伴う赤果実(プラムやブラックベリー)のアロマ、しなやかさを感じる爽やかな後味でハムやミートスプレッド、チーズによく合います」

  • 原産国 チリ
  • SMOOTH/ミディアムボディ
  • アルコール 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩) *こちらも改変済み
  • 輸入者 コルドンヴェール

チーズハンバーグやチーズタッカルビとも相性良し、というイメージ表現がPOPにはあります。

単独飲みのインプレ VSプダ・カベルネ  

  ここはプダ・CSと同等の鈍さです

熟度 濃さというより、かなりパワー推し

ネットにはまだ古いレビュー記事(カベルネ)の方が上位に残っていますね。早めに2022年産のレビューが上がってくるといいなあ!

みなさん注目のプダ/ブランド対決の結果から先に行きます!

これは、メルローの勝利ですわ。

全体の濃さの特性はどちら、ともいえません。カベルネには後発チリカべならではの個性が残っていて、十分他のチリカベと勝負できる味だし、メルローにはそれを凌ぐほどの、果実味の集合圧があります。

ひとつ発見したのは、飲み比べるとプダ・カベルネは結構カベルネの「甘み」が強いこと。

単独で飲む限り、カベルネ的には辛いと思ってましたが、このプダ・メルローの甘辛さよりも、CSの方が甘味があることにビックリ!

この単独飲みの印象と、料理を合わせると内容が少し変わってきます。

メインは、、ブリの香草焼、チキンのワイン煮込み、サバの塩焼きという3日間対決でした。ブリとの食べ合わせは、カベルネが上位でした。香草の香味という複雑なテイストが、単純なメルローのパワーよりも繊細にカベルネ味が深く染みました。Good taste!

チキンのワイン煮込みは両者とも引き分け。これは料理の方が格段に優っていて、チリのワインでは抵抗したくても勝てない「濃さ」がありました。

サバでハッキリしました。塩味、と油という絶対的な調味料を前にして、カベルネ・ソーヴィニヨンもメルローも両者平等条件頑張りました。

メルローが、タンニンのベース・太さある果実の厚み、全体の体力と本格嗜好という点で上回ったのでメルローの勝利とします。

カベルネの味も、もちろん捨てがたい薄氷の勝利です。

リピート、濃さ、相性度

リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ  ここまで本格派とは知りませんでした

味の濃さ率 ☆☆☆☆☆ 5つ  カベルネよりも、もっと正統系の果実味推しです

食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ  比べると不思議なもので、カベルネより辛いとは

星の数は計13 540円÷13= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度41.5円   濃さと価格は十分。あとは食べ合わせと皆さんの評価のみ。

初心者へのおすすめ度 : 最近のチリワインでダントツ 5点満点で4.5点のオススメ

このメルローにはまいりました。プダ対決だけでは不十分と思い、テンプラニーリョの上位イリウムとも飲み比べましたが、全然ぶどう品種の「質」が違います。プダの圧勝でした。
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