毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
12月です。年末はすぐやってきます。カラダは徐々に回復傾向です。少しだけ腕の痛みが残る程度で、良くなったり、ぶり返したりを交互に続いている感じですか‥。飲む気力はマンマンなので、新ワインをレビューしていきましょう。
スーパー・ベルクスで先月末に買っていた、お楽しみワインです。
スペインのブレンドワイン。注目は14%、という濃さでしょ。
ラ・フェア テンプラニーリョ・ガルナッチャ・シラー la fea Tempranillo Garnacha Syrah
スペインの代表ブドウで構成されたオールスター・ワイン、に見えます。
699円(税別/768円税込)です。ここのお店のワイン棚は、この前後の価格帯に掘り出しものが多いです。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ラ・フェア」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
飲んでみた感じ
特徴あるスペインワインの良さ、がギュッと凝縮してます。
■ワインオクターブ論的には
1オクターブ+1Hi
オクターブ的には、辛めバランスがあるワイン
その理由
ラベル裏の表記は、多くありません。
- 原産国 スペイン
- 産地 D.Oカリニェナ
- ブドウ品種 テンプラニーリョ・ガルナッチャ・シラー
- アルコール度 14%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 巴ワイン・アンド・スピリッツ
ラベルデザインの美しさが際立ちます。綺麗だ〜
ジルベール&ガイヤール国際チャレンジで金賞です。(2020年)
単独飲みのインプレッション VSバルカトリナ
色 濃さは赤ワインの中では、標準的です。
熟度 明日以降、正式評価ですが、かなりある方
情報が少ないのでサイト検索しましたが、コレという解釈に出会いませんでした。VINICAの感想もイマイチ‥というのも
フルーティ、という単純なコトバに引きずられて、このワインの本質に触れていない気がします。
スペインのテンプラニーリョは普通でいくと、若い頃は酸が強めでタンニンあり、ガルナッチャにも渋い一面があります。いくらシラーがブレンドされていても、この2代巨頭のブレンドは「大丈夫?」と懸念されそうです。
ところが、これが意外にいい相性です。そのマジックは14%の濃さ、だと思いますが、非常に美意識高いブレンド味といえそうです。
本日は、生メカジキをオーブン焼きした後、発酵バターでソテーしました。味が倍化するほどのマリアージュではありませんでした。やさしめの味付けでしたからね。
ワインが舌の上で長く止まる感じは、いいワイン・好きなワインの証拠。スペインワインの中でもかなり気に入りました。
VSバルカトリナ、一年半ぶりに購入しました。年末に安くなる傾向なので要チェックです。単独で飲むと味を知っているせいか、グイグイ押してきます。
ラ・フェアのブレンド味が好きか、バルカトリナの甘さを含んだ果実味が好きか?同じ14%対決です。
一旦勝負は引き分けにしておきます。明日以降に期待。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ また買いたくなる魅力あります
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ 14%で薄いとはいわせませんが、少し渋みあり
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 淡白系のサカナはやや相性悪いかも
星の数は計10個 699円÷ 10= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度69.9円。 これでもスペイン産ワインの中では相当飲みやすいはず
初心者へのおすすめ度 : テンプラニーリョの特徴が出るのでどうか 5点満点で3点のオススメ。