ラスピネッロ サンジョベーゼ・プーリア 青春の味

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

もうあるはずはない、と思いながらも確認する性(サガ)を持つわたし。いつものカインズでひっそりとあったワインを見つけました。

ラスピネッロ サンジョベーゼ・プーリア RASPINELLO Sangiovese Puglia

イタリアもので452円(税別/498円税込)で買える、貴重なリアルワンコイン赤ワインです。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ラスピネッロ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Sangiovese
このサイトの基準では残念です。「ステイ」となります。
 

まず飲んでみた感じ

とても香ばしい味なので、捨て難いワイン。

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Lo+1Hi

赤果実系・昔摘んで食べたことのある、桑の実の味そのものなんです。

その理由

裏書きの日本語表記は最小限です。カインズのサイトにも掲載される定番ワインでした。

「ラスピネッロ:イタリア語方言で“ぶどうのひと房”を意味し、丹精込めて育てられたぶどうがワインに詰まっております」(byカインズ) 陽気な南イタリア!

  • 原産国 イタリア
  • プーリア地方
  • フルーティで果実味豊か
  • ミディアムボディ 
  • アルコール度 12.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ノルレェイク・インターナショナル

単独飲みのインプレッション   

   はじめかなり輝きが見えたが、グラスの中では落ち着いてきた

熟度  後味が引くタイプ

甘酸っぱい。何しろこの言葉につきます。これは赤い桑の実の味、そのものだ〜。田舎の畑に成っていたのを、小学校の帰りにツマミ食いした記憶がありますよ。同じ実でも赤黒い方は、もっと濃いけどその分すっぱく酸味も強い気がしました。

なつかしい。昔の駄菓子屋ではOKだった人工甘味料入りの「すもも」の味にも似てます。

ワインとしてはサンジョヴェーゼなのに、イタリアらしい辛酸味が主張せず、赤果実系の甘みがグ〜っと広がっていきます。ボディも見た目より厚みがあり、ほどほどに重さも感じます

Raspinello

メインは、自家製ハンバーグとともに。ジューシィな肉に圧倒されました。サンジョヴェーゼの味は負けてしまいます。単独飲みの方が、この繊細な味を思い出してグラスを重ねてしまいます。開けたてから、一気に2/3以上飲んで酩酊してしまったのは、美味しい証拠・事実でしょうか?

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★   3つ  売り場にあるなら買う可能性あり

味の濃さ度 ☆☆★★★   2つ  ボディは普通なのにとにかく後を引く味です

食べ合わせ ☆☆★★★   2つ これは、チーズのお供が最適と思う

星の数は計7個 452円÷7= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度64.5円。  売価が低いため、コスパ的には上がっています。

初心者へのおすすめ度 : サンジョヴェーゼ入門には最適 5点満点で3.5点のオススメ。

ほしくてもなかなか手に入らないものが、諦めかけた頃にふと見かける。ワンコインワインもそんな感じです。このプーリアのサンジョベーゼワインは「軽ウマ」味として好みですが、番付表では「濃いウマ」を上位とするため、評価は低くなります。

 

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