毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
またまた懲りずに、生協のチラシに載っていたワインを注文しちゃいました!
今回は全国展開する?WEBにも掲載ある、コープでは割とメジャーなチリワインでした。(後で知った)
ソロロ カベルネ・ソーヴィニヨン SOLORO cabernet sauvignon
価格は、500円(税別/550円)というリアルワンコイン価格、素晴らしい!
ちなみに2日目以降に味が変わります。そのパート2のレビューはこちらから。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ソロロ カベルネ・ソーヴィニヨン」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
ひとくちめの味は、「チリカベ」っぽくない、が最初。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ+1Hi
辛い‥辛味の中に「うまみ」が隠れているような。
その理由とは‥
ラベルの裏書きは、とても丁寧です。
「ソロロとはスペイン後の造語で”黄金の太陽”を意味します。2013年よりチリ在住の日本人ワインメーカー和田恒多氏が日本向けに特別にプロデュースするチリワインです」
- 原産国 チリ
- 味わい スムーズなタンニンと豊かな果実味が特徴
- ミディアムタイプ
- 適温 14~16°C
- アルコール 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 三菱食品
単独飲みのインプレ
色 薄めにみえるが、グラスの底は鈍く光るタイプです
熟度 濃くはありませんが、全体を高い辛めの味に支配されます
WEBで調べてみると、以前のラベルのものがほとんどで、2022年モノはまだあまり飲まれていないようです。アルコール度も13 %に上がっていますし、レビューも読んでも「ピン」とくることばには出会えません。
香りが、高アルコール感満載です。プラス青い系のすっぱい果実感と、タンニンの酸味を多く感じます。
このあたりが、全くチリっぽさがなくてビックリしました。はじめスペインのカベルネと思ってました。ボトルのデザインの印象が強いせいかも?
開栓後、急激に味が変わります。15分で酸味は抜けて、浅くマイルドに変わります。サクッと飲むには、少し冷えている方が飲みやすいのでしょうか?
メインは、魚の塩焼きです。ブリとサバの残りとともに味わいました。塩味には十分すぎるほどに、ワインは合います。ブドウの酸味が合うワインは珍しいと思います。
VS コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン
合わせて飲んでみたのが、王者の一角でもあったVSコノスルCSです。
ソロロ単独飲みでは、わからなかったポイントが、合わせて飲むと明確になってきます。味の傾向は、実は外れていませんでした。コノスルと作りの傾向が似ていますが、流派が違うと感じます。
チリのカベルネを「母」としても、育て方が違うと、味も相当変わります。コノスルが深みを追求していくタイプに対して、ソロロは酸味を中心に辛味を讃えることを主に作った?のかなと勝手に考えています。
ココでの勝負としては、ソロロの負けは確定です。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ 買いにくいのが難点です
味の濃さ率 ☆☆★★★ 2つ なかなか肝心のここがわかりにくい
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ ブリやサバには辛味はあってます
星の数は計7 500円÷7= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度71.4円 売価から考えると、コスパは微妙です。
初心者へのおすすめ度 : 戸惑いを感じさせる点から 5点満点で2点のオススメ