セルメーニョ ティント・デ・トロ 素直に感動した

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ワンコインワインを探しにスーパーOKに出かけました。ひとつひとつのワインの説明書きを読んでいたら、4月からロバートモンダヴィの傑作ワンコイン、ウッドブリッジが値上げする、とメーカーさんからの情報があり、びっくりしました。(ちなみにOKは在庫ある限り、旧価格で売っていると宣言してました。モンダヴィのファンで赤ワインのコスパにこだわる人は、オーケーに急げ!)

美味しいし、実力あるワインであることは売れ行きが証明していますよ。でもこの時期になぜ値上げ‥。せっかく張出横綱まで行ったのに。コルドンヴェールが引き続き輸入しているとしたら、暴挙、としかいいようがありません。関税が関係しているのですか。イオン系列もうかっているはずですが‥

税込1000円を越したら引退。というルールだけは厳正に運用しますので、1店舗でも千円以内で買える店が残っている限り、番付表には載せます。

さて、今週買ったワインはこちら

セルメーニョ ティント・デ・トロ CERMENO TINTA de TORO 

小売価格は799円(税別、878円税込価格)です。

まったく分からないワインなので、ググりました。Vinicaによると、ブドウ品種の呼び名がティント・デ・トロというんだ。へ〜、30数年ワイン飲んでその呼び名を知りました。ミリオン商事ではテンプラニーリョとありここは深くツッコミません。(アマゾンでもテンプラニーリョとあります。本國のスペインでは厳密には分けているのか自動翻訳でもサッパリ‥)

ここは飲むことが大事です。

まず飲んでみた

書くこといっぱい。日本人なら好きな味のはず。

■ワインオクターブ論的には

ブラックカラント系の果実の濃さ、経験ありません。

1オクターブ半+ 2LO

もうコレは凄いですよ。

その理由

何かこのところ幸せです。毎日美味しいワインが飲める幸せを実感しています。裏書きは最低限のことしかわかりませんが、飲めばわかります。

 スペイン語では

 ☆ 100% Tinta de TORO ☆Color rojo cereza intenso, potentes aromas a frutas rojas, fresa, cereza y a frutas negras, ciruelas y moras. En bora es fresco , amplio, carnoso y persistente とあります。

  • 2018年産
  • 原産国 スペイン
  • アルコール分 14.5%(高め更新!)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ミリオン商事

VS ヴィテッセ ネーロ・ダーヴォラ 

シールやPOPもたくさんありました。触れ込みがすごいワインは、えてして前評判ほどではないワインが多いのですが、どうでしょうか?

カタビヌム・ワールドワイン&スピリットコンペティション2019で GOLDのシールがあり、また「日本で飲もう最高のワイン」ゴールドメダル受賞、しかも4年(2015~2018)連続受賞というPOPが下げらてます。これは、藤田観光主催で20ケ国以上の世界の多様性あるワインを、表彰し褒めようじゃないか!とはじめたもののようです。

濃さはアルコール度が高くブドウの凝縮度もあり、セルメーニョ満足です。これ本当にテンプラニーリョ100%なの?というくらい味は軽めのテンプラニーリョとは違います。

ボディは中重口で、ミディアムと軽くいってしまうのは惜しい。密でストロング、でもいい雑多感、混じり気を感じて味は甘系マイルドになる不思議なテイストです。コレ好みやな〜。

自然派のネーロ・ダーヴォラ、ヴィテッセと飲み比べました。ヴィテッセの濃さは優しさ中心なパワフルワインです。ブドウ品種が代わっているので、単純に濃さの比較でセルメーニョが勝ちます。セルメーニョ強すぎです。初登場でこれは大関格のパワーと技をもっています。「甘み」もありますし。これなら毎日飲めます。今日は、タイのオーブン焼きでニンニクをこんがり焼いたオリーブオイルを掛けて食べました。

「和」も「洋」もイケる万能ワイン登場です!感動した!

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ  この味は後を引きます。麻薬的中毒性あり

味の濃さ度 ☆☆☆☆☆ 5つ  コルク開けたてでこの味と濃さに甘みプラス

食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ  タイのオーブン焼き以外でも大丈夫なはず

星の数は計14個 799円÷14=  の結果は、検討したのでは?

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は優秀な57円  地方巡業の中でも相当上位に顔出します

ハズレないワインのペルソナ

プロレスでいう最終メインリングに上がれる、ベビーフェイスのプロレスラー

やはりスペインワインの奥は深い。知らないブドウ品種(呼び名だけかもしれないが)もあれば、濃いウマワインもまだまだ隠れていそうだ。