ラグビーWCup 3位決定戦 NZvsウェールズ 早々に帰宅 ノンアルコールの日

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キックオフがPM6時だと? 会社なんか行ってたらライブTV観戦にとても間に合わないじゃん。でも予定はビッチリ。頭を超フル回転させて朝から提案書3本さっさと仕上げ、さっさと超フライングして他は放棄と決めた。それでも何とか「ハカ」のコールに間に合った。

clearly Sky

今日は朝から、快晴で気持ち良かったが、調布の味スタではこの時期としては暑かったか?ウェールズの体力を奪うほどに‥お疲れさま、FW1列目の足まったく動いてなかった。特にディフェンスしなければならない背走シーンでは顕著。この試合自体、ウェールズは対NZに30戦連敗している相性の悪さ、モチベーション低下、連戦の疲れ・ケガ全て重なってもうボロボロよ。

ムリもない。小国(イギリスの地方だ)で満身創痍、遠く日本の地までやってきて、「優勝」という名誉のニンジンがなくなった身で、どう実力No.1のチーム力、NZと戦えというのか!

それでもスクラムで対抗しようと、唯一の手法「低い姿勢」で臨んだ。がNZもさるもの。上から組まれて、揺さぶられ潰される。初めはNZの反則を取られたが、次第に「合わせろ(少し高く組むのに協力せい)」というレフェリーのコール(指導)が入った後からは、万事休す。もう対策とれず壊れてしまった。力負けや。

BKはウイングをはじめ何とか踏ん張っていた。拍手。

Beautiful morning

NZは修正してきたね。出ていなかったベテラン、といっても30前後だが、気合だけで50-60分は粘れた。

目立ったのはタックル受けてからのオフロードパスの精度とバリエーションだ。これは1年合宿したくらいではとうてい追いつけない超難度のテクニックだ。50年は実質差があるのを感じてしまった。だってFWの控えも含めて1列目が走れてカバーできて、ステップ踏めて、3種類以上のオフロードだよ。それをワールドカップの3位決定戦という、強度の中で軽々と成功させる‥。日本はこのレベルでは勝負せず、あくまでも「戦略で」攻めていくしかないね。

特にイングランド戦より、味方のフォローの位置が近くて早かった。捕まえた、と思った瞬間にパスされてボールは芸術的につながれていく。捕まえても、捕まえてもボールが生きもののように味方へとわたる。

これこそがALL BLACKSのラグビー。

最後にして、ベストなゲーム運びの主役はスクラムハーフのアーロンスミスと10番リッチーモウンガだった。アーロンはディフェンスの飛び出し対策で、意図的にブラインドや、順目→逆目を振ってから、FWをあてて最後にオープン展開し、できたギャップをつくという戦略がハマった。

そこに体幹とテクニックを合わせたリッチーがあちこち走りこむのだから、止めらんないよ。どこか1点ほころぶと、そこから溢れるように選手が集まってくる。そんな動きを見た。NZの攻めだけみてても、とても面白いゲームだった。

明日は決勝。南アはイングランドのプレスディフェンス攻略のための、極上の参考品を見たね。超近代ラグビーの攻め方見本だよ。今日のNZは。

おっと、ワインについても書かなくては。今日は休肝日だが、10月の番付はこの3連休でなんとか上げる予定です。

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