エル・ハワード チリカベ実力はわかってる -repeat-

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久しぶりにリピートしたいワイン、エル・ハワードをあらためて飲んだ。。以前のレビューはこちらから。

  • 赤/辛口 (シンプルなことばだ)
  • 輸入はドウシンシャ(Produced&Bottled in Chile by Vina Maola S.p.A.)
  • アルコール度数は13% (すこし高い感じ)

キャッチコピーが、うなるような至極のことばで埋められている。

オーク樽で4ケ月間じっくり熟成させたワインをブレンドさせることで生まれる、更なる旨みとまろやかさ
熟したブラックベリーやカラントを思わせる芳醇でほのかにスパイシーな香り、赤や黒い果実の凝縮した濃厚な口当たりで、樽熟によりとても滑らかで複雑な余韻を残します。円熟したタンニンが心地よく舌に絡む、風味豊かなワインです。ステーキ、ローストチキン、スパゲッティミートソース等に良く合います。

まあ、このワイン作りや取扱における真剣さは、十分すぎるほど伝わってくると思う。

独断と偏見

購入はあい変わらず、Mr.Maxにて499円。びっくりお得価格も変わらずだ。

今日のメインはタイのニンニクバターソースで、いざレビュー!

参考までに、昨日飲んだモーンスーン と甘み強めのメルロー 、プードゥ とともに飲んでみた。

結果は、チリカベの実力発揮というところ。パワーよりも熟した感が強い。もちろん味の浅さはワンコインだが、この価格でワインを横並びしてごらん。よくわかるから。

魚のニンニクソースという、個性強いおかずを前に一歩も引かないどころか、さらに甘みを加えて両者の「旨味」をさらなる高次元の極みに押し上げている。

肉はわかるけど、魚までうまいチリカベは少ない。貴重だ。

対決VS ムーンスーン 

premium

味の傾向や求める方向性は、案外似ている。

モーンスーン の味の作り方というか骨格は当然好き。これが熟し極めた味にまで、残念ながら達してない。その点を突かれると、

モーンスーンのLOOSE。肉でまた試すか‥      NEXT!

対決VS プードゥ 

Chile,Merlot85% Carmenere15%

次の対戦は、プードゥ

メルローの甘さ、濃さは格別。ライオンとタイガーの対決、自然界では出会わないが、世界のワイン対決ではありうること。魅力が全然別だからな〜。

  • トータルバランス  エルハワード > プードゥ 
  • 味のインパクト   エルハワードプードゥ
  • 濃さの深み     エルハワード > プードゥ
  • コスパ       エルハワード > プードゥ

プードゥLOOSE。

対決 まとめ

エルハワードの総合力は相当なもの。

カベルネで、コスパが良くて、正統派という訳でもなく、ただ長くだらっと思考を邪魔されないで飲み続けたい、という気分には最高の一本かも。

パワーあるワインには、飲む方にも食べる際もそれなりに受け止める「佇まい」が必要になる。それは飲み疲れ、という反作用と表裏一体でもある。飲むのもけっこう体力使うのだ。

脱力してアタマも空っぽにして、おいしいワインを流れてくるままに味わいたい。そういう夜もたまにはね。

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