こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
父の1周忌を終えました。昨日実家に帰り、戻ってからも飲んだのですが、あまりにもいろんな意味衝撃的で「これでいいのか?」と強く思ったワインの紹介です。
添加物がはいっているどうこうより、問題は深いかもしれません。
ファミーゴス カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズ Famigos Cabernet Sauvignon& Syraz
チリのワインです。ファミマで販売している、いわゆるコンビニワインです。
コンビニ駐車場を外での待ち合わせに使っていたのですが、何気に入ってワイン棚をのぞくと、久しぶりに新規ワインが並んでました(同シリーズでカルメネールブレンドもあり)
598円(税別/657円税込)リアルワンコインですよ。さて!
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ファミーゴス」をお店で買おうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
雰囲気はありますし、チリでカベルネブレンドでしょ。これがね‥
すこぶるあわない。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ
その理由
まずはネーミング。そしての背景を考えると かなりもやっとします。
「どんなシーンでも“楽しめるワイン”をとの思いを込め、スペイン語の家族と仲間(Famillia+Amigos)から生まれた商品。ベリーの果実味豊かなバランスがとれた味わい」
- 原産国 チリ
- 甘辛度 やや辛口
- ミディアムボディ
- アルコール度 12%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 メルシャン
単独飲みのインプレッション VSエルヴィエント
色 明るさ十分。これ以上輝きは必要ありません
熟度 望んでいた熟度とは違うようです(期待かけすぎ)
超久しぶりのコンビニワイン。しかも大手のメルシャンがプロデュースか!となると俄然気合いこんで飲みました。が、コケっ。軽っ。
何ですか?これでチリカベ、いやいやチリのブレンドワインですか?透かした感じでもうアディオス・アミーゴ。
ネーミングを考えると、日本からの依頼で作った感アリアリです。ファミマでファミーゴですよ。苦しいスペイン語の言い訳は結構ですが、苦しいダジャレ‥。
何かおちょくられたようで、チリの大手メーカー、コンチャイトロに委託したようですが味のバランス良くないし、2日目も味は軽いまま。濃い赤好きには選びようがありません。
メインは、チキンのオーブン焼き(初日)。タイの塩焼き(2日目)と合わせました。肉にはあぶらの相性悪くPOPさは際立つし、果実味は感じてこないし散々でした。
2日目エルヴィエントと飲み比べしました。さすがに、コイツほど悪くはないようです。塩焼きでは、味と軽さがいっそうクリアでわかりやすくなりました。エルヴィエントほど辛味はない、良く言えば「普通の軽さ」のカベルネ・ブレンドというワインです。
対戦には勝利です。が、迫力のない軽量同士のじゃれあい相撲で、相手の足がすべった感じの勝ち方です。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ★★★★★ こちらはまずリピートしません
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ シラーズ味はほとんど感じません
食べ合わせ ☆★★★★ 1つ どこかで何かとは合うかもしれません
星の数は計3個 598円÷ 3= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度199円。
初心者へのおすすめ度 : 軽い=楽しい。のでしょうか? 5点満点で2点のオススメ。