一晩おいたら酸味と渋みがのこってきた

昨日開けた、イタリアワイン、グランデ・パッソロ 。くわしくは昨日のレビューへどうぞ。
そういえば、コルク栓のワインをワンコインで飲むことも久しぶりだ。今やほぼスクリューキャップがスタンダードだから。少し前までスクリュー栓、と見るだけで偏見あったから。(いまだ安いまずい、と思う人もいるか‥)
今日は、「コルク」の場合、味の劣化が早いので(ほぼ夏だから)どれほど味おちしたか?比べてみた。
結論から先に
果実の香りはかなり飛び、酸味があと味に残ってくる。でも濃さと美味しさは変わらず。
その理由と対戦相手
イタリアVSチリ(カベルネ)というわかりやすい対決をチョイスした。
代表格のエル・ハワード とともに、本日のメインはシャケ(➕キャベツと玉ねぎの味噌汁)という純和風メニューだ。

色は比べても差はなし。明るめのレッド、発色はかなり赤く、厚めの味とは思えない。けっして沈んだ濃い赤ではない。チリのエルハワード は辛さは濃い味のほうでも強め、に対しグランデ・パッソロはイタリア独特の残り香、酸味・渋みが長く後を引く。
ダメな酸の残り方ではない。果実味が飛んで本来の味が剥き出しになった感じ
チリカベ本命クラスと比べ、何か際立つポイントは?と聞かれればコレになろう。ただ、ピークの味の消え方は早いので、開栓後はサッサと飲んだほうがいい。
このブログ内の評価は、「軽い」ワインはほぼ認めない。豪快に「重め」なワインを不相応な価格で飲みたいだけ。このワガママな欲求を叶えるべく日々赤ワインを探して飲んでいる。イタリアンは本当に安いモノに「濃い」ワインは存在しない、と断言してもいい。ゆえに貴重な1本なのよ。
きらめく星のごとく、数多く品種も種類もあるイタリアワイン。
その中でコレほどのクオリティを保って、500円という価格で売ってくれるイオン/コルドンヴェールに感謝しかない。拍手!