エル・ペスカイート・クリアンサ 別格スペインの重テンプラ

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めずらしい、スペインしかもテンプラニーリョでガッん系

ディスカウントストア、Mr.Maxにて699円(税別)で購入。

エル・ペスカイート クリアンサ El PESCAITO crianza

買うまでの思考は後にして、まずはレビュー試飲の結果ね!

濃いかまずいか、薄いのか‥その結果は

まともなスペインの赤。テンプラニーリョ(ブドウ品種/スペイン産が代表とされる)でこんなにまろやかなんて、信じられない奇跡のワンコイン。

その理由について

いつも見ていたが、結局買わなかった理由は、スペイン産のテンプラニーリョだからだ。

何度もラベルのコピーに振り回され、くやしい思いをしたことか。特徴はPop’inな軽さ、口の中で味が跳ね回る。とても「和」食とではやってけない。合わない。

今回も値段は少し高めだし、買わんでもいいか?と思いきや昨日のイタリアワインのグランデ・パッソロ の例もあるし「先入観のみ」の判断は、自らいちばん戒めていたことだ。反省。

ここまできたら何も恐れることはない、前だけ向こう

今日のメインは、ブリのニンニクバター焼き。ワインのラベルにもサカナの骨だけがイメージにあるように、サカナとの相性がいいのかも?と思ったわけではなく、家族も揃って夕食を囲めそうなのでフラっと買ってみた。

一口目の口当たりが、スムーズ。いけるんじゃない?

ニンニクを含んだブリを食べて、二口目。よく合うわ

めずらしく、跳ねないテンプラニーリョの味だ。これならイケる。

VSグランデ・パッソロ 

となればイタリアの奇才、グランデ・パッソロと飲み比べだ。

グラスの色は、ペスカイートの方がやや発色が良く明るめ、グランデ・パッソロ は同じようだが少し落ち着きある赤色だ。

濃さは、パッソロの勝ちペスカイートははじめにテンプラニーリョの軽さがきて、それを上回る濃さが上書きして間に合わせている。実力はあるが、体格差で押し負けた感じ。パッソロは、はじめから辛さはあるものの、重量はあるしまとまり感もあるため、この対戦では負けないな。

リピート・濃さ、相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ 若干だけど高いので、番付も地方巡業(上位系)

味の濃さ率 ☆☆☆★★    3つ 軽ポップなテンプラニーリョでこの濃さは驚異的

食べ合わせ ☆☆☆☆★    4つ ペスカとかペシェとかサカナの意味だよね‥

計10 定価699円➗10= の結果は!

コスパ度このワインの総括

コスパ度69.9円 サカナには相性抜群にいい。

ハズレない人のペルソナ

軽コク十分な、スペインの赤。たまにはチリ以外のマイルドさを求める人

チャレンジしがいがあった。ガッんとくる味は収穫だ。