ワインオクターブ論 ~part2実践編~ 

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昨日のお話の続きで。

新たなワイン評価の「ものさし」を見つけたぞ、で具体的な話しはさわりだけで終わった。

話しを整理すると

  1. ワイン(赤)そのものが持つパワーを、音楽で使っている単位で「オクターブ」に例えた
  2. その単位は数字が大きければ(広ければ)大きいほど、ワインのおいしさのポテンシャルは高くなる(おいしいはず/わたしの味覚に合う人には)
  3. ワンコイン赤ワインの自分の標準ワインを1オクターブ(低い”ド”からはじまってドレミファソラシドの1音を1度とすると8度上がった”高いド”まで)としたとき、飲み比べたワインが何オクターブなのか、を判定する

この後からが今日の補足。オクターブをピアノの鍵盤を思い出すと、もっとわかりやすい?かも。

中央付近にある「基本のド」からはじまるドレミファソラシドの8音(白の鍵盤8本と黒の鍵盤4本の計12本=オクターブ)の長さが、横に長く伸びれば伸びる(音域≒旨み)ほどワインのおいしさ味の厚み甘辛の幅が大きいのでは?という考えです。単純です。

横軸=ワインのポテンシャル(うまみ/厚み)

向かって鍵盤左=甘さ(LO)  右=辛さ(HI) 

↓の例だと *標準的なボリューム(1オクターブ分)はあって甘さの方に少し(2度)厚みがある、という解釈

具体的にワンコインワインで数値化する

ではさっそく今残っているワインで数値化して(いいかえて)みると‥

■ エルハワード   1オクターブ・プラス3度ハイハイ=辛いロー=甘いとして)

【解説】十分なおいしさに、本格的な辛さを備える味

というわけ。

■ アルパカ  1オクターブ・プラス2度ロー

cabernet merlot
better sweet

【解説】甘みを含んだ、美味しさあふれるワイン

という解釈を一目で見える化したが、わかるだろうか?

残りのワインも明日決め込むぞ! 今日はおしまい。

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