昨日のお話の続きで。
新たなワイン評価の「ものさし」を見つけたぞ、で具体的な話しはさわりだけで終わった。
話しを整理すると
- ワイン(赤)そのものが持つパワーを、音楽で使っている単位で「オクターブ」に例えた
- その単位は数字が大きければ(広ければ)大きいほど、ワインのおいしさのポテンシャルは高くなる(おいしいはず/わたしの味覚に合う人には)
- ワンコイン赤ワインの自分の標準ワインを1オクターブ(低い”ド”からはじまってドレミファソラシドの1音を1度とすると8度上がった”高いド”まで)としたとき、飲み比べたワインが何オクターブなのか、を判定する
この後からが今日の補足。オクターブをピアノの鍵盤を思い出すと、もっとわかりやすい?かも。
横軸=ワインのポテンシャル(うまみ/厚み)
向かって鍵盤左=甘さ(LO) 右=辛さ(HI)
↓の例だと *標準的なボリューム(1オクターブ分)はあって甘さの方に少し(2度)厚みがある、という解釈
具体的にワンコインワインで数値化する
ではさっそく今残っているワインで数値化して(いいかえて)みると‥
■ エルハワード 1オクターブ・プラス3度ハイ(ハイ=辛い/ロー=甘いとして)
【解説】十分なおいしさに、本格的な辛さを備える味
というわけ。
■ アルパカ 1オクターブ・プラス2度ロー
【解説】甘みを含んだ、美味しさあふれるワイン
という解釈を一目で見える化したが、わかるだろうか?
残りのワインも明日決め込むぞ! 今日はおしまい。